西の善き魔女外伝(1) の商品レビュー
フィリエルとルーンの…
フィリエルとルーンの幼少時代の話。お久しぶり、博士も出てきます。今のフィリエルの天真爛漫さからは想像のつかないほど、心に闇の部分が潜んでいます。彼女がとった行動は確かに突飛でしたが、それを受け止めるルーンの寛容さが、今の二人の絆に繋がっているのだと感じました。
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荒野のセラフィールド…
荒野のセラフィールドで、幼き日のフィリエルとルーンが出会う。犬コロのようにじゃれあう二人が可愛いです。でも、幼いながらも二人の心情は切実で真剣です。特に嵐のシーンが印象的でした。
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フィリエルとルーンが…
フィリエルとルーンが出会った頃の話。どんな風に2人がお互いを認めて絆を強めていったかがわかる。博士の影の薄さが気になるが、その分おかみさんの存在が大きく感じられる。
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西魔女、外伝ですが、最後まで読めば6とも 言えるお話でした。 あとがきで書かれていますが、この本のお話は短編では 絶対無理と思います。 1年かけて紡がれる「金の糸」。 フィリエルの変化にもルーンの変化にもホロリとしますが、 当初のフィリエルの偉そうなしゃべりが何でかに気が付くと ...
西魔女、外伝ですが、最後まで読めば6とも 言えるお話でした。 あとがきで書かれていますが、この本のお話は短編では 絶対無理と思います。 1年かけて紡がれる「金の糸」。 フィリエルの変化にもルーンの変化にもホロリとしますが、 当初のフィリエルの偉そうなしゃべりが何でかに気が付くと 凄くほっこりしました。 1番身近な人の言葉遣いですね(笑)。この彼女が「わたくし」を 使いこなす子になろうとは… 断章はもう泣けました。何より断章はこの人がいなければ始まらなかった、 ホーリーのだんなさんがいないことに… そういう意味でもディー博士にはどこかで生きていて ほしいなぁ。 フィリエルとルーンの生命力が彼譲りならば絶対生きてると思いますけどね。 あ、でもおかみさん譲りかもしれん(大笑) あとがきで外伝3はないでしょうが、て書かれてますが、 ありますね3まで!
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実はあまり期待していませんでした。 気持ちは本編の続きを欲していましたから、主人公の子ども時代を書かれてもなあ・・・と。 しかし! 実際読んでみたら、これはこれで良いと言いますか、むしろ本編より好きかも知れないと思わせるところが多々ありました。 勿論本編あってこそこの作品が沁...
実はあまり期待していませんでした。 気持ちは本編の続きを欲していましたから、主人公の子ども時代を書かれてもなあ・・・と。 しかし! 実際読んでみたら、これはこれで良いと言いますか、むしろ本編より好きかも知れないと思わせるところが多々ありました。 勿論本編あってこそこの作品が沁みるのですが。 本編では殆ど描かれなかった“セラフィールドの男衆”の姿が、本人たちの気質状静かで地味ではありますが、はっきりと見え、本編を読んでいるからこそ色々逆算して感じてしまうんですよね。 私はもっとこう、主人公の父親は無機質なものかな、と想像していたんです。天文学、研究に人生をかけた男として。主人公に孤独を感じさせた父親として。でも、妻であり主人公の母親との関係を考えるとそこに違和感を感じていて。 この作品でその違和感がとけました。納得できました。やっと。 それからルーン。 子どもの頃のルーンのたどたどしさと不器用さ、緊張、全てに胸がキュンとしてしまいました。 荻原先生の書く人物は皆魅力的ですが、正直このルーンと言う少年、本編を読んだ限りではやはり理解できない部分も多くありましたし、はっきり言えば決して主人公の相手役として好きなタイプではなかったんです。できる子、があまり好きで無いので(笑) でもでも子ども時代、可愛すぎました。ばっちり好きになれました。 うん。 この一冊は無くてはならない一冊だと思います。本編での興醒めさせるような代物ではありませんでした。 派手な立ち回りやハラハラドキドキはありませんが、胸にくる感動はあります。
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「いつか広い世間へ出ていくことになるのだと、ホーリーのおかみさんは言った。だから、フィリエルはそのことを疑わなかった。たくさんの場所を知って、たくさんの人に会いたいと、フィリエルは思った。そのなかにはきっと、フィリエルの目標にかなうものがあるだろう。」 フィリエルとルーンが初め...
「いつか広い世間へ出ていくことになるのだと、ホーリーのおかみさんは言った。だから、フィリエルはそのことを疑わなかった。たくさんの場所を知って、たくさんの人に会いたいと、フィリエルは思った。そのなかにはきっと、フィリエルの目標にかなうものがあるだろう。」 フィリエルとルーンが初めて会ったときのお話。 そして、相変わらずフィリエルは理解できず、モヤモヤ…。 小さい時だったらますます仲良くできなかったんだろうなぁ。 そんなこと思いながら読み進めたのだけれど、 それでも面白く読みました。 物語の面白さと、キャラの魅力っていうのは別物だなぁ。 小さな、ほんとに何もないところでのお話なのだけれど、 それが後の物語につながってきたりするのは明確だったり、 そういうわけだったのね! と初めて気付いたりできる物語たちでした。 外伝という名に相応しい物語でした。 ひとまず全部読もう~~~っと★ 【9/5読了・初読・市立図書館】
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小さな子供のしゃべり方に違和感あり。 幼いフィリエルが自分の居場所を奪われる恐怖と嫉妬から、ルーンを殺そうとした、という過去があったようには、本編では全然感じられなかったので、後付け感があった。 そしてまた挿絵が変わり、全然作品に入り込めなかった。 「断章」がなければ☆2だった。
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・フィリエルとルーンの出会い ・ルーン本当に可哀相…… ・子供ゆえの純粋な気持ちが余計に怖い ・ディー博士…… ・でも博士は多分、ユーナに似たフィリエルを直視出来なかったんじゃないかな……
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ちびフィリエルとお父さんがお出まし。 おじさん見るたびに切なくなる… そしてディー親子は結構好きかもしれない
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フィリエルがちび時代なので余計に疲れる(笑) 話は面白いですけどv 読んで日にちが経ったためいつ頃読み終えたか忘れました。
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