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その時歴史が動いた(1) の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2021/12/13

初版から21年で、目新しさはないけど、歴史背景も一定程度示されていて、私ぐらいの知識の人には十分楽しめると思います。 この巻では、沢村英治が二度の出征で、手りゅう弾投げによると見られる肩の酷使によって、晩年は投げきれなくなっていたこと、そして皇女和宮の活躍が日本を内戦から救ったこ...

初版から21年で、目新しさはないけど、歴史背景も一定程度示されていて、私ぐらいの知識の人には十分楽しめると思います。 この巻では、沢村英治が二度の出征で、手りゅう弾投げによると見られる肩の酷使によって、晩年は投げきれなくなっていたこと、そして皇女和宮の活躍が日本を内戦から救ったことなどが、おもしろかったです。

Posted byブクログ

2015/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

沢村、当時17歳。 3度目の出役で戦死 手りゅう弾の投げすぎで肩壊す 新撰組の回の余談 吉田稔麿らが、古高の奪還を意見して激論 藩邸内で決着がつかず、再集合したのが吉田屋 目次 運命の一瞬、東郷ターン/日本海海戦の真実―その時、一九〇五年(明治三八)五月二七日午後二時五分(ゲスト/半藤一利) 世紀の対決、沢村対ベーブ・ルース/日本プロ野球誕生の時―その時、一九三四年(昭和九)一一月二〇日午後二時~三時三〇分(ゲスト/池井優) 天下分け目の天王山/秀吉・必勝の人心掌握術―その時、一五八二年(天正一〇)六月一三日(ゲスト/堺屋太一) 幕末のプリンセス、日本を救う/皇女和宮の悲願 ―その時、一八六八年(慶応四)三月一八日(ゲスト/杉本苑子) 新選組参上!/池田屋事件に賭けた若者たち―その時、一八六四年(元治一)六月五日午後一〇時(ゲスト/浅田次郎)

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2014/08/13

1)日露戦争・東郷平八郎の作戦 2)沢村栄治とベーブ・ルース 3)秀吉・中国大返し 4)和宮降嫁 5)永倉新八の資料から読む新撰組・池田屋事件 の5つ。 本文の上に基本的な用語解説がついているのですごく読みやすいしわかりやすい。 ただ私は・・・1)2)はさらっと流して3)4)5...

1)日露戦争・東郷平八郎の作戦 2)沢村栄治とベーブ・ルース 3)秀吉・中国大返し 4)和宮降嫁 5)永倉新八の資料から読む新撰組・池田屋事件 の5つ。 本文の上に基本的な用語解説がついているのですごく読みやすいしわかりやすい。 ただ私は・・・1)2)はさらっと流して3)4)5)を真剣に読んだという感じです。1)の軍の駒のすすめ方的な話はいまいち興味が持てないしm(_ _)m2)もなんだか「ふーん」で終わってしまった。 3)は本能寺の変がらみなので興味深く読みました。今もっともホットな歴史的事件(?)ということもありw 光秀は旧体制保持派とみたらああなるほどなと思うところもありましたが詳しくは最近の資料や他の説も見て、もうちょっと勉強してみたいなと思います。 4)では和宮が好きになりました。ただ、どうしても白塗りの堀北真希や安達祐実が浮かんでくるのがなんだかイヤですがwwww 5)池田屋事件での新撰組の動きが詳しくわかったので勉強になりました。あと、この時代の志士を理解するには剣の流派がどんなものかちゃんと知らないといけないなと思いました。天然理心流とか神道なんちゃら流とか(←この時点で忘れてるしwww) 今近所の図書館とは別に通っている図書館にこのシリーズが全巻そろっているので1冊ずつ借りて読んでみます。 そしてここのレビュー欄&メモ欄に項目を買いとめておけばインデックスになってもう一回読みたい時に確認できる♪

Posted byブクログ

2012/04/10

運命の一瞬、東郷ターン/日本海海戦の真実 ・連合艦隊の司令長官に東郷が選ばれたのは、「運が良い」と判断されたから(p35) ・日本海海戦の丁字戦法は、日本古来の水軍の戦法がヒントになっている、攻撃のポイントは、敵の最も大切なところへ攻撃を集中していく点(p38) ・命...

運命の一瞬、東郷ターン/日本海海戦の真実 ・連合艦隊の司令長官に東郷が選ばれたのは、「運が良い」と判断されたから(p35) ・日本海海戦の丁字戦法は、日本古来の水軍の戦法がヒントになっている、攻撃のポイントは、敵の最も大切なところへ攻撃を集中していく点(p38) ・命中率を高めるために(通常は3%)艦隊が横一列になって、全部の砲門を先頭艦に向ける、総合すると確率はもっと高くなる(p44) ・東郷司令官は、最後の会議にて、密封命令(津軽海峡へ移動すべし)を開けるのを24時間延期するという決断を行った(p51) ・戦艦8隻を含む27隻が沈没または降伏、バルチック艦隊で逃げ延びたのは3隻のみ(p57) 世紀の対決、沢村対ベーブ・ルース/日本プロ野球誕生の時 ・ベーブルースは元々はピッチャーで、レッドソックス時代はワールドシリーズで29イニングス連続無失点の記録を持っていた(p7、113) ・1961年に作られた61本塁打の記録は、1998年にマグワイヤによって70本塁打により塗り替えられた、同年にサミー・ソーサは66本塁打(p94) ・沢村はたびたび兵役についたため、巨人軍での実労は5年、105試合登板、62勝22敗、防御率1.71であった(p106) 天下分け目の天王山/秀吉・必勝の人心掌握術 ・山崎の合戦において、光秀1.3万に対して秀吉方は2.8万(直属軍8000に対して援軍が2万)、光秀は援軍が殆ど得られなかったのが敗因(p119) ・秀吉が中国大返しが出来たポイントは、1)情報戦略、2)的確なスローガン、である(p126)光秀は「中世的な大義名分」を唱えたのに対して、秀吉は「わかり易い信長の仇討ち」を口にした(p130) ・光秀は朝廷に銀500枚を献上して京都の守護職に任じられた、その名の下に長浜・佐和山城を攻め落として、そこに室町時代の古い領主を呼び戻した、これは信長配下の武将達には評判が悪かった、光秀にとっての優先順位は、朝廷、室町幕府であった(p133) ・光秀は最も自分に近いはずの、細川藤孝と筒井順慶の援軍を得ることができず、見込んでいた1万の兵を失った(p134) ・勝利を目前にした時に、秀吉は織田信孝(3男)と丹羽長秀を待って、信孝を総大将に据えた(p146) 幕末のプリンセス、日本を救う/皇女和宮の悲願 ・幕府は失地を回復するために(桜田門外の変等)天皇の権威にすがることを思いついた、朝廷もなんとか発言力を高めたいと思っていて、これが公武合体の原動力(p167) ・1868年1月3日に京都鳥羽伏見で幕府と薩長連合軍が衝突、幕府軍が負けた後に、朝廷は薩長軍を官軍、幕府を朝敵とした、1月5日に京都を出発して戊辰戦争の始まりとなる(p186) ・1868年4月11日に江戸城が無血開城となり、元号は明治、江戸は東京となった(p192) 新撰組参上!/池田屋事件に賭けた若者たち ・近藤らは最初は浪士隊に応募したが、それを組織した清川が尊攘派に加担したので、京都に残って京都守護職下に属した(p214) ・新徴組という江戸市中警護の集団は、幕閣の若年寄配下にあり、隊士たちは、3人扶持25両の役料と伊賀者次席の格式を得ていた、それに対して新撰組は、京都市中警護の小隊統括という扱いで、役料も30両のみで身分は浪人のまま(p226) ・池田屋事件で手柄を立てた新撰組は、武士の身分に取り立てられ、近藤は旗本、土方、永倉は御家人として正式に武士の身分となった(p243)

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2011/11/15

日本史のターニングポイントで、どのようなことでその出来事が起こったか細かく書かれています。 ちょっと興味があったら読んでみてください。 【熊本学園大学:P.N.和菓子】

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2009/10/04

ご存知NHKの番組「その時歴史が動いた」の本です。 特に私は大好きな「皇女和宮」を重点的に読んだのですが、この本には新撰組も載っていて嬉しかったですVV また、日露戦争の東郷平八郎や豊臣秀吉vs明智光秀の山崎の合戦など興味深い内容が盛りだくさんでした★

Posted byブクログ