日本語の値段 の商品レビュー
この本とともに授業の教科書として使った『日本語は生き残れるか』(井上史雄、2001年、PHP新書)と重なる部分が多いが、こちらの方は『日本語の値段』よりももっと分かりやすいデータ・事例が多く、より一般的な内容。まず新書を読んで、興味があればこの単行本を読めばいいのでは。
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言語はどれも平等であるという言語学の前提を打ち破り, 学習者が多い言語,収入アップにつながる言語,などなど様々な差異や差別が存在するということを提唱する。 その際,差別のもととなるのは知的価値と情的価値。 どれも実情をきちんと捉えていると思った。 やはり奇麗事抜きに,生れて身に付...
言語はどれも平等であるという言語学の前提を打ち破り, 学習者が多い言語,収入アップにつながる言語,などなど様々な差異や差別が存在するということを提唱する。 その際,差別のもととなるのは知的価値と情的価値。 どれも実情をきちんと捉えていると思った。 やはり奇麗事抜きに,生れて身に付けた言語によって有利不利は存在する。
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