この手の先に… の商品レビュー

火崎勇(著者)

2013/05/14

「来年からは俺達、恋人みたいに過ごそうぜ」といって別れた
サマーキャンプのカレ、ダイとその翌年から会えなくなった佐倉の恋物語です。
どうして会えなくなったのかは、勤めてから気になっていたカレがダイの兄弟・マサルで、理由も判明・・・

ちょっとせつないお話です。

マサルと佐倉のその後のお話、「ただ一つの手だから」も同時に収録されています。

そのお話の中の、マサルのセリフ
「・・・思い出はいつも未来の化石でしかない、写真が時間の化石であるように。・・・」
という部分がすごく気に入ってます（＾＾）