麻薬取締官 の商品レビュー
かつて麻薬取締官を務…
かつて麻薬取締官を務めた著者の経験を基にした麻薬・覚醒剤などについての本。第3次乱用期ともいわれているだけに、ちゃんとした知識は必要なのではないかと思います。
文庫OFF
最初に、筆者と編集者に「このタイトルは本書の内容に相応しくない。『日本の薬物汚染』という安直なタイトルのほうがまだマシではないか」と物申したい。 この本は、確かに元麻薬取締官・現医師の筆者が執筆したもので、麻薬取締官の業務についても書かれてはいる。だが、ドラッグの説明と世界の...
最初に、筆者と編集者に「このタイトルは本書の内容に相応しくない。『日本の薬物汚染』という安直なタイトルのほうがまだマシではないか」と物申したい。 この本は、確かに元麻薬取締官・現医師の筆者が執筆したもので、麻薬取締官の業務についても書かれてはいる。だが、ドラッグの説明と世界の動向について多くのページを割いていて、肝心の「麻薬取締官の業務」に関する記述がどうも物足りなく、もっと一つ一つの業務を掘り下げる事が出来たのではないか、と感じてしまった。はっきりいって、麻薬取締官の事を詳しく知りたい人には、この本はあまり適していないのではないかと思う。 おとり捜査が麻薬取締官だけに許されているのは「犯罪を誘発し、人権を傷つける恐れがあるから(例として「追い越し禁止区域」にも関わらず、「前の車」が遅いために追い越して行った車を、道路交通法違反という理由で覆面車であった「前の車」が検挙する、というものを挙げている)」、地区麻薬取締官事務所内の異動が頻繁に行われるのは、暴力団に顔を覚えられないようにするのと、全国の取締官と親しい関係になることでチームワークを保つというのも理由だそうだ。 自分用キーワード おとり捜査 麻薬特例法 麻薬取締員
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[ 内容 ] 「麻薬取締官」あるいは「麻薬Gメン」という職業の人たちがいることは、誰でも知っていると思うが、実際に会ったことのある人は少ない。 大きな事犯をあげても、けっして報道陣の前には姿を現すことがないからだ。 彼らは厚生省の職員で、行政官である。 文明の発達に伴い、麻薬事犯...
[ 内容 ] 「麻薬取締官」あるいは「麻薬Gメン」という職業の人たちがいることは、誰でも知っていると思うが、実際に会ったことのある人は少ない。 大きな事犯をあげても、けっして報道陣の前には姿を現すことがないからだ。 彼らは厚生省の職員で、行政官である。 文明の発達に伴い、麻薬事犯は巧妙化してきた。 覚せい剤乱用も、増加の一途をたどってきた。 世界の麻薬汚染の濁流は、日本にも押しよせ始めている。 捜査機関はその対策に懸命である。 活躍する麻薬取締官の仕事、そして麻薬の恐怖を語る。 [ 目次 ] 第1部 麻薬取締官と規制薬物(麻薬取締官の組織の概略;薬物乱用;薬物乱用取締りの実際;医療用麻薬類の流通の監視;中毒者対策;相談窓口;薬物乱用防止活動) 第2部 医療用麻薬 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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大麻に関する知識は、ダメ・絶対のキャンペーンで言われていることぐらいしか触れていない。ただし、大麻法ができた経緯としてアメリカ兵向けの法律だったのではないかと少し触れています。
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