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江戸バレ句 恋の色直し の商品レビュー

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2014/10/26

[ 内容 ] 江戸時代の後半期、正調な文化に対抗する庶民文化が花開いた。 俳諧に対しての川柳、和歌に対しての狂歌などがそれである。 漢字では「恋句」「艶句」と書くようにエロチックな内容の川柳を「バレ句」といった。 『誹風末摘花』が有名だが、バレ句は十八世紀半ばの宝暦年間から明治時...

[ 内容 ] 江戸時代の後半期、正調な文化に対抗する庶民文化が花開いた。 俳諧に対しての川柳、和歌に対しての狂歌などがそれである。 漢字では「恋句」「艶句」と書くようにエロチックな内容の川柳を「バレ句」といった。 『誹風末摘花』が有名だが、バレ句は十八世紀半ばの宝暦年間から明治時代まで130年以上も続く独立した文芸運動だった。 性愛へのあくなき追究と憧憬をこめた、江戸庶民によるおおらかなセクソロジー文芸のすべてを、面白く楽しく紹介する。 [ 目次 ] 「バレ」の意味について 川柳作者たちにみる「バレ」の意識 現代人は「バレ」句をどう楽しむか 川柳評万句合勝句刷の末番句について 川柳評万句合勝句刷の末番句鑑賞 五字付け『真似鉄砲』について 見利評万句合勝句刷の艶句について 『誹風末摘花』について 秘稿『最破礼』について 『誹風神の田艸昌湯樽』の「破礼句一題」について〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ