いさましいちびのトースター火星へ行く の商品レビュー
あのトースターたちご一行が今度は火星にまで行って冒険する。相変わらず感動するし勉強になるるすみからすみまで素晴らしい作品。トースターや扇風機が動いてしゃべる子どもだましの児童書と舐めてはいけない。すべてが歴史、科学、地理、倫理、文明論等現実の知識に基づいて進むので子どもにとっては...
あのトースターたちご一行が今度は火星にまで行って冒険する。相変わらず感動するし勉強になるるすみからすみまで素晴らしい作品。トースターや扇風機が動いてしゃべる子どもだましの児童書と舐めてはいけない。すべてが歴史、科学、地理、倫理、文明論等現実の知識に基づいて進むので子どもにとっては勉強になる上に大人が読んでも面白く読めるように書いてあるすごい本なのだ。前作と同じく相変わらずの家電愛も炸裂していて、電気屋の店員や家電オタク、パソコンや家電に名前をつけて愛でる趣味がある人なんかは共感の嵐だろうし、なんなら泣いてしまうだろうと思う。家電キャラクターが「人類に忠実な知能ある無機物」なのもありアシモフ系ロボットが好きな人のツボもついてくる。 今作ではアインシュタイン博士ご愛用の補聴器が登場して、博士のひとりごとを残らず覚えている大天才という設定のおかげでSF度が上がっていた。『ブレイブ・リトル・トースター』シリーズとしてディズニーがアニメ映画化もしているとのことでいつか視聴してみたい。
Posted by
これに文句を言っても仕方がない童話SF 表紙 8点長崎 訓子 浅倉 久志訳 展開 5点1988年著作 文章 7点 内容 600点 合計 620点
Posted by
童話でもあるSF社会風刺小説 お勝手にある電気器具達の宇宙冒険物語で アインシュタインが発明した冷蔵庫と補聴器が登場して 相対性理論だのと難しそうな言葉も出てくるけれど 奇想天外で面白い童話です 多分ディズニーのトイ・ストーリーは これにヒントを得たのではないかな?という感じの...
童話でもあるSF社会風刺小説 お勝手にある電気器具達の宇宙冒険物語で アインシュタインが発明した冷蔵庫と補聴器が登場して 相対性理論だのと難しそうな言葉も出てくるけれど 奇想天外で面白い童話です 多分ディズニーのトイ・ストーリーは これにヒントを得たのではないかな?という感じのお話 1980年に描かれた前作の 「いさましいちびのトースター」もあり それの続編
Posted by
アメリカのSF作家が、子ども向けに書いたSF童話。…ですが、大人が読んでも面白い。科学や家電好きな皆さんにもおすすめしたい!電気器具たちが大活躍するお話なのです。 チビだけど勇敢なトースター、シャイな電気毛布、お茶目なラジオ(AM専用)、電卓、電子レンジ、天井扇風機などの電気器具...
アメリカのSF作家が、子ども向けに書いたSF童話。…ですが、大人が読んでも面白い。科学や家電好きな皆さんにもおすすめしたい!電気器具たちが大活躍するお話なのです。 チビだけど勇敢なトースター、シャイな電気毛布、お茶目なラジオ(AM専用)、電卓、電子レンジ、天井扇風機などの電気器具たちが、アインシュタインが手作りしたという補聴器(試作品です!)に話しかけたことから始まる、奇想天外な物語。 補聴器の助けを借りて、地球を飛び出し火星へと向った電気器具たちを待ちうけるは、おびただしい数の家電軍隊。人間と電気器具の平和を守るため、トースターたちはいかに戦うのか…!意外な方向へと進んでいく彼らの物語をどうぞお楽しみください。 さて、実はこの本には『いさましいちびのトースター』という前作があります。前作を読まずとも楽しめますが、合わせて読めば、より彼らに愛着がわくこと、間違いなしです。(T.Y)
Posted by
火星での陰謀をくいとめるべく旅立つ家電たち。ただし彼らの持ち主の「奥様」が旅行から帰るまでの間に。 細かいところにつっこみを入れず、トイストーリーな家電たちのやりとりを楽しむべし。 ああ、アメリカ、って展開にもにやり。 文庫じゃないので読んだんだけど、挿画が吾妻ひでお。思ったよ...
火星での陰謀をくいとめるべく旅立つ家電たち。ただし彼らの持ち主の「奥様」が旅行から帰るまでの間に。 細かいところにつっこみを入れず、トイストーリーな家電たちのやりとりを楽しむべし。 ああ、アメリカ、って展開にもにやり。 文庫じゃないので読んだんだけど、挿画が吾妻ひでお。思ったよりふつうの絵だったのでほっとしたよ。まあ、トースターだし…。
Posted by
前作が好みだったので続編も購入。……なんだけど、……んー、ちょっと前作に比べるといまいちかな。 前作で田舎の別荘から都会に出るだけで大冒険だったトースター達が、いきなり火星へ行くというスケールの違いに面食らってしまった。しかも前作ほど電気器具達に個性がなくて、トースターばかりが目...
前作が好みだったので続編も購入。……なんだけど、……んー、ちょっと前作に比べるといまいちかな。 前作で田舎の別荘から都会に出るだけで大冒険だったトースター達が、いきなり火星へ行くというスケールの違いに面食らってしまった。しかも前作ほど電気器具達に個性がなくて、トースターばかりが目立っている印象。また、政治的風刺が交じっているあたりも個人的にちょっとひっかかったかな。 悪くはないのだが、期待していた方向性とは違っていた。まあ続編ではありがちなことなんだけど。でも前作同様、訳は読みやすいし長崎訓子さんによる挿絵も可愛い。メルヘンよりもSF色が濃くなっているので、そういうのが好きな人にはこちらの方がいいかもしれない。
Posted by
火星に行く方法はもちろんトンデモ 天使はいまいち可愛くない、やはりトースターが群を抜く アメリカ人が書きそうな話だと思った ・言わずもがなフロンティア探求 ・民主主義万歳 ・我々のヒーロー万歳 ・軍拡する国はダメー ・ポップな文化 ・タフな家電をアピール
Posted by
家電製品の勇気の出る冒険譚。 今回はやや前作と比べSF色を強め、火星の電気器具軍団と対戦。 童話の形態を取っているが、「子供のために買って、あなた自身が読め」という書評どおり。 なかなか、現在の社会を風刺しているぞ。
Posted by
前作からいきなり火星に行くという…ちょっとムリがあるような気がしましたが、やっぱりハラハラドキドキ。今の地球を救えるのも、ちびのトースターなのかもしれません
Posted by
- 1