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快楽の伏流 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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シャルルシリーズ第三…

シャルルシリーズ第三冊めです。また抑圧と犯罪について深く掘り下げた作品です。巧言を駆使する凶悪な前科持ちの美少年と、もっと対決シーンがあったら面白いなと思います。

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鑑定医シャルルシリー…

鑑定医シャルルシリーズ第三弾!法律家の妻がシャルルの助けを借りて恐るべき秘密に迫る・・・

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シリーズ3作目。もう…

シリーズ3作目。もう凄いとしか言いようがないシリーズです。家族、そして少年犯罪について考えさせられた。

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フランス ショレ市で…

フランス ショレ市で起こった連続老女殺人事件。事件を追う検事ベアトリスはシャルルに捜査協力を依頼する。ベアトリスは自らの家庭に何が起こっているのか気づかない・・・。鑑定医シリーズ第3弾。

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鑑定医シャルルシリー…

鑑定医シャルルシリーズ3作目。孤児をひきとった法律家におこる一家の崩壊と、老婆を狙った残虐な連続殺人事件。二つの事件が示すものとは・・・?このシリーズは「性」と「狂気」という人間の濃い部分を、冷静な鑑定医という対比でうまく描いている。

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鑑定医シャルルのシリ…

鑑定医シャルルのシリーズを通して思うのは、精神学的(心理学的)な通説で人間を割り切りすぎだということです。統計的にそう言われているから、だけで人間が説明されるとは私は思いません。 読者が意味を取り違えやすい書き方のモノローグ挿入も、初作こそだまされたもののシリーズで読んでいくと慣...

鑑定医シャルルのシリーズを通して思うのは、精神学的(心理学的)な通説で人間を割り切りすぎだということです。統計的にそう言われているから、だけで人間が説明されるとは私は思いません。 読者が意味を取り違えやすい書き方のモノローグ挿入も、初作こそだまされたもののシリーズで読んでいくと慣れてきて、消去法でオチまで解るようになってしまうので少々残念。毎回違う「ママン」にくらくら来ちゃってるシャルルは解せない。 各シリーズ最低1人の女性に心を許している感じの描き方をされているのですが、それは「

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2014/03/12

厳格な祖母が取り仕切る名門一家が 希望と絶望の間を揺れながら 少しずつ悲鳴をあげ軋むように崩壊していく。 あまりに残酷で凄惨な事件と、 情熱的で鮮やかに展開する官能の世界。 今まで自分がふれてきたひとみさんの世界との 違いに驚きつつ、見事な表現に感嘆! 環境的要因で捻じれ壊れ...

厳格な祖母が取り仕切る名門一家が 希望と絶望の間を揺れながら 少しずつ悲鳴をあげ軋むように崩壊していく。 あまりに残酷で凄惨な事件と、 情熱的で鮮やかに展開する官能の世界。 今まで自分がふれてきたひとみさんの世界との 違いに驚きつつ、見事な表現に感嘆! 環境的要因で捻じれ壊れた心が 生み出していく世界が深く暗く恐ろしい。 シャルルの目を通して知る精神の深みを いろんな角度から見ながら、いつの日か 幸せに包まれるシャルルを読めたらいいのにな。 鑑定医シャルルもぜひぜひ続刊してほしい!!

Posted byブクログ

2013/08/16

藤本ひとみの『鑑定医シャルル』シリーズは3作出ていて、この本がその3冊目です。 シリーズの前2作は出版された当時、単行本の頃に買って読んでいましたが、しばらく藤本作品から遠ざかっていて、3作目をまだ読んでいなかったのはブログの2013/2/24の記事 のコメント返しでちょっと触...

藤本ひとみの『鑑定医シャルル』シリーズは3作出ていて、この本がその3冊目です。 シリーズの前2作は出版された当時、単行本の頃に買って読んでいましたが、しばらく藤本作品から遠ざかっていて、3作目をまだ読んでいなかったのはブログの2013/2/24の記事 のコメント返しでちょっと触れている通りです。 出てるとわかったら読んでみたくなるのが人情。なにかしらの折に書店などでちょっと気にして見たりしていましたが、最近古本店で見つけてラッキーでした。 買ってすぐに読み始めましたが、内容はというとかなりえげつない物語で。。。(^_^;) シリーズ通してそんな感じなんですが、平たく言えば、『猟奇的連続殺人事件を追う女性検事代理と若き天才医師』。殺人現場のグロさもさることながら、物語のベースになっている家族の人格支配、これがまた言葉巧みで逃れられないえげつなさ。 面白いからお勧めしたいんだけど、あまりのひどさに勧めるのがためらわれる、そんな本です。あああ。(ノ_・。) 文庫本の巻末に掲載されている対談にもありますが、この本の単行本が出版される頃に起こった現実の殺人事件と類似点があったために、オビに注意書きを載せるようなご苦労もあったのだとか。 抑圧された感情のはけ口が猟奇殺人に向かう少年犯罪は年々増えているような気がして、真面目に読み過ぎると落ち込んじゃいますね。 藤本作品なのでミステリーだと思い込んで読み始めたら、あまりにも最初から犯人が分かっていて、「おや珍しい、サスペンスかしら」と思い分かり切った犯人を追いかけながらも面白くてどんどん読み進めていたら、なんと最後の最後に黒幕発覚。真打登場ー! ヤラレタ。 さすが藤本ワールド。 皮肉たっぷりのシャルルのキャラにハマりますよー(*^.^*) ところでこの『若き天才医師シャルル』。 藤本作品の中ではかなり定番キャラなんですが、初出は集英社コバルトシリーズの『漫画家マリナ』だったと思うんですよね。 日本人の売れない貧乏漫画家マリナがいろんな事件に出くわして、美少年の登場人物たちと事件を解決していくという、完全に女子向けのシリーズなんですがミステリーとしての質はかなりハイレベル! と、高校生だった私は思ってました。 このシリーズの3作目だか4作目あたりからシャルルは登場していて、結局その後最後までレギュラーキャラとして登場してたんじゃないかと思います。 当時から口が悪くて皮肉屋で、相手をバッサリ切って捨てるような物言いが気持ち良かったんですが(笑)、実はかなり深い心の闇を抱えてて、母性キャラに弱いんです。 だからシャルルが登場する物語には必ずと言っていいほど母性キャラが登場しますね。そういうキャラだけが心の闇に入り込めるんだと思います。 なんて、こんなこと書いてたらまた『漫画家マリナ』シリーズ読みたくなってきましたよ! いやもう、さすがにもう・・・買わないだろうけどさ。 『鑑定医シャルル』前2作は押入れにしまってあるので、また機会があったら出して読み直して見たいと思います。 面白いんだよー!

Posted byブクログ

2012/08/09

最後の最後で、最初の心の声が誰のものかはっきりと分かる. 心理学でこんなにも鮮やかに行動を推し量ることが可能なのだろうかと思う. 殺人の状況が私から見ると非常に変質的と感じられるので、記憶に残りそうな印象.

Posted byブクログ

2010/05/27

三冊の中では一番グロイのかも。 にしても、シリーズを通して思うのは、シャルルが意外と惚れっぽいということ。

Posted byブクログ