聖書武将の生々流転 の商品レビュー

楠戸義昭(著者)

2013/08/25

高山右近と並ぶキリシタン武将の数奇な歩み、小西行長に仕え、朝鮮出兵での苦労、明との和平交渉、キリシタン迫害の末、加賀から放逐され、右近とともにルソンへ。キリシタンとしての信仰を貫いた立派な態度ということよりも、３５０年後に再度、朝鮮半島を侵略し、反省を知らない日本の罪深さを考えさせられる本でした。一方、韓国最大の英雄、李舜臣が印象に残ります。