の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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オススメです

『凍える牙』に続く、女刑事・音道貴子のシリーズです。今回は超・陰湿な相棒と組まされるわ、拉致され監禁されるわ、散々な目に合っている音道刑事。そんな状況下で、響きあい絡み合う人の心が暖かい。お薦めです。

としみ

2024/06/20

こんなに続きが知りたくてウズウズさせられた本は久しぶり。 特に後半の2人の立場から交互に書かれていて、ハラハラドキドキ。素敵な本に出会いました!

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2018/11/12

音道貴子刑事シリーズ 第3弾。 549ページの長編書き下ろしです。 占い師殺人事件の捜査本部に招集された音道刑事。 捜査一課の刑事とコンビを組むが、軋轢が生まれ、別行動になってしまう。 それが悪夢の始まりだった。 音道刑事は犯人グループに拉致・監禁されてしまう。 ...

音道貴子刑事シリーズ 第3弾。 549ページの長編書き下ろしです。 占い師殺人事件の捜査本部に招集された音道刑事。 捜査一課の刑事とコンビを組むが、軋轢が生まれ、別行動になってしまう。 それが悪夢の始まりだった。 音道刑事は犯人グループに拉致・監禁されてしまう。 長い監禁状態で、精神的にも、体力的にも限界を迎える音道。 徐々に犯人グループに近づいていく捜査員達。 その捜査員の中には昔コンビを組んだ滝沢刑事も。 監禁された音道刑事の極限状態の移り変わりがよく描写され、滝沢刑事の音道を救いたい信念などがよく伝わってきました。 また犯人の一人の悲しい過去などが事件に深みを持たせています。 長いですが、一気読みでしょう。 滝沢刑事、なんか良い感じ~。

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2018/10/14

捜査や恋人との日常からの、単独行動を取らされ誘拐され出口の見えない貴子がみっちりと書き込まれ、それでいて厚さが苦にならないざくざくとした歯切れの良さ。容易く折れてはぎりぎりで顔を上げる事を繰り返す貴子が健気でつらい。刑事も只の一人の女性だった。救出後離れ難くてうろうろする滝沢が擽...

捜査や恋人との日常からの、単独行動を取らされ誘拐され出口の見えない貴子がみっちりと書き込まれ、それでいて厚さが苦にならないざくざくとした歯切れの良さ。容易く折れてはぎりぎりで顔を上げる事を繰り返す貴子が健気でつらい。刑事も只の一人の女性だった。救出後離れ難くてうろうろする滝沢が擽られるように可愛い。

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2018/02/22

凍える牙の続編。 今回の作品の方がハラハラした。一気に読みたいけど、ちょっと長編すぎた。 凍える牙をもう一度読んでみたい。

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2017/11/05

音道貴子シリーズ3作目です。読み応え、たっぷり。その本の厚さは音道刑事の苦痛と比例しているので、読んでてちょっと疲れて来ます。滝沢刑事のシーンと音道刑事のシーンと交互に描かれますが、時間系列が揃ってなくて、展開が分かりづらかったです。電話したのに出来なかった事になってたり、いつの...

音道貴子シリーズ3作目です。読み応え、たっぷり。その本の厚さは音道刑事の苦痛と比例しているので、読んでてちょっと疲れて来ます。滝沢刑事のシーンと音道刑事のシーンと交互に描かれますが、時間系列が揃ってなくて、展開が分かりづらかったです。電話したのに出来なかった事になってたり、いつの間にかした事になってたり。普通の刑事物は主人公が事件解決するのに、音道シリーズは主人公はあくまで1捜査員。でも今回は頑張ったね。

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2016/09/18

主人公の女刑事音道の監禁以外、内容はすっかり忘れていた長編を、16年ぶりに読み返した。 16年前の作品でありながら、古くささが全然なく、良質のエンターテイメントは、やはり時の流れにも耐えるのだろう。 このシリーズは、この後も続くのだし、主人公が救出されるのは自明の理。それでも、ハ...

主人公の女刑事音道の監禁以外、内容はすっかり忘れていた長編を、16年ぶりに読み返した。 16年前の作品でありながら、古くささが全然なく、良質のエンターテイメントは、やはり時の流れにも耐えるのだろう。 このシリーズは、この後も続くのだし、主人公が救出されるのは自明の理。それでも、ハラハラドキドキ、彼女はどうなるのかとの思いで、549頁をあっという間に読み終えた。 数か月前にドラマ化されており、主役の音道貴子役を演技派の小池栄子が好演していたが、原作のイメージからすると、やはり天海祐希が適役ではないだろうか。

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2013/10/03

 音道貴子シリーズの中で一番読ませる本でした。 海外の女性探偵物等も好きでよくよんでいますが、読んでいると力が湧いてくるんです。負けるものかっ!!っていう気持ち。 あらすじや、文体も好みでしたが、一番は不屈の気持ちを湧き起こしてくれるところです。 

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2013/06/19

図書委員のすっちゃんです。最近乃南アサさんの音道貴子シリーズにハマり、音道さんがかっこよすぎる!と言いまくっています(笑) この鎖では、音道さんが犯人に誘拐されるというとてもハラハラドキドキの展開になっています。 大好きな音道さんの身に危険が迫る場面は読んでいて腹立ち、時には泣き...

図書委員のすっちゃんです。最近乃南アサさんの音道貴子シリーズにハマり、音道さんがかっこよすぎる!と言いまくっています(笑) この鎖では、音道さんが犯人に誘拐されるというとてもハラハラドキドキの展開になっています。 大好きな音道さんの身に危険が迫る場面は読んでいて腹立ち、時には泣き感情移入しすぎて大変でした(笑) ぜひ読んでみてください!きっと音道さんに恋するはずです☆

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2013/01/11

シリーズ長編2作目。長い話だったけど飽きる事なく読めた。ただ加恵子の過去があまりにも不幸フルコースなので多少しらける部分も。滝沢がカッコ良く見え、音道もうちょっとわかれ!と言いたくなる。

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