倒錯の帰結 の商品レビュー
読んだのはずいぶん前だけど。 どちら側からも読め、中央の中綴じのところでつながる、という紙の本ならではのギミックが面白い。
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折原氏の作品は、ギミックになってるのも多くて、それだけでも読む前のワクワク感がありますね。両側から読めるという、紙だからこそ味わえるって感じ。楽しめました。
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- ネタバレ
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『赤い森』を読んだ後、此方を読了。 袋綴じとネバーエンディングストーリーが大好きなのか?と疑いたくなる程似たような構造。 思い悩む作家と著者を重ね、なんだかしんみり。 密室トリックの骨組みはありがちで平易なものなので、ミステリ好きには物足りなく感じるかもしれない。 然し発想としては面白いので一読の価値は有りかなと感じた。
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前からと後ろから、真ん中に向かって読んでいくことで、二つの話が読める。 といっても二つはリンクしていて、永遠に楽しめますよ的な話。 狙いはよく分かったけど、そもそも面白いものではない。密室トリックもかなり無理があるし、登場人物が無駄に多すぎる上に、すり替わりまであって、もうなにが...
前からと後ろから、真ん中に向かって読んでいくことで、二つの話が読める。 といっても二つはリンクしていて、永遠に楽しめますよ的な話。 狙いはよく分かったけど、そもそも面白いものではない。密室トリックもかなり無理があるし、登場人物が無駄に多すぎる上に、すり替わりまであって、もうなにがなんだか。
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内容(「BOOK」データベースより) 日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件と、東京のアパートの一室での不可解な監禁事件。二つの物語を結ぶのは、封印された『倒錯の帰結』。前代未聞、前からも後ろからも読める本。
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書籍自体に仕掛けがあって面白い。 布団に入って手がつりそうになりながら読んだ覚えがある。 この作家さんの本を読むとたいてい怖い夢を見る。
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