韓半島からきた倭国 の商品レビュー
かつての奈良大和朝廷と、著者が九州にあったとする「邪馬台国」は別物で、かつ九州王朝は韓国南部にまで広がっており、それが「倭国」だったのではないかとする説。韓国人の学者が書いているという事で、まあいろいろ邪推する日本人もいるだろうけれど、中身としては普通の歴史論といった感じでまあま...
かつての奈良大和朝廷と、著者が九州にあったとする「邪馬台国」は別物で、かつ九州王朝は韓国南部にまで広がっており、それが「倭国」だったのではないかとする説。韓国人の学者が書いているという事で、まあいろいろ邪推する日本人もいるだろうけれど、中身としては普通の歴史論といった感じでまあまあ面白かった。分野でないから深入りはできないけど、日本語とハンマルは文法構造が酷似しているし、日本人(弥生人)の渡来元が朝鮮半島意外に考えにくい以上、倭と朝鮮が(超)古代において同根の民族であった可能性はあるような気がする。まあ、純粋によくある奇矯な歴史学の本と思って読んだらいいんじゃないですか。
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