吸血鬼伝承 の商品レビュー
吸血鬼は古来、様々な…
吸血鬼は古来、様々な伝承で語られ、現代でも人気があります。その秘密が細かく書いてあって役に立ちました。
文庫OFF
「吸血鬼」と定義される中にも、血を吸わない者が存在するのが興味深かった。 吸血鬼と人狼や魔女の関係性についてもう少し詳しく知りたかったところだが、ファンタジー感が強く、民俗学とはかけ離れてしまうだろうから仕方ない。
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一般的なドラキュラのような吸血鬼ではなく、東欧の生ける死体としての吸血鬼についての伝承を考察している。 西欧の吸血鬼のイメージとは異なる。なかなか面白い本だった。
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久々に読み返してみたら本文中に日夏耿之介の論考(?)が引用されていることに気付いて、是非その元本を読みたいと思うのだけどまだ入手してない。
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決して読みやすい本では無かったのですが…、ポイントはそうですね…。 ・「吸血鬼」は「特殊な能力を持った生きた人間」ではなく「死体の起こす現象」であることが「それを指す語が一定していないのみならず、その意味するところもまったく一定していない」ことの原因ではないだろうかということ。...
決して読みやすい本では無かったのですが…、ポイントはそうですね…。 ・「吸血鬼」は「特殊な能力を持った生きた人間」ではなく「死体の起こす現象」であることが「それを指す語が一定していないのみならず、その意味するところもまったく一定していない」ことの原因ではないだろうかということ。 ・「「吸血」は「吸血鬼」の本質ではない」。「吸血への拘泥は西欧近代の病理と言うべきだ」。 といったところなんでしょうか。まぁ、よく分かりません。
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最近、吸血鬼に関する本を多数読んだ。たぶん偶然なんだろうけど、……まさか、これぞ吸血鬼の力か。・・・さすがっす。うーん、興味深い。
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いわゆる西欧のヴァンパイア以前、東欧の生ける死体の考察です。 東欧の各所の事例から、共通点などを考察、現代の吸血鬼へと繋げていくわかりやすい構成です。 日本人からすれば、どちらかといえばゾンビみたいな感じですが、まぎれもなく現代の吸血鬼に引き継がれている部分もあり、なかなか面白い...
いわゆる西欧のヴァンパイア以前、東欧の生ける死体の考察です。 東欧の各所の事例から、共通点などを考察、現代の吸血鬼へと繋げていくわかりやすい構成です。 日本人からすれば、どちらかといえばゾンビみたいな感じですが、まぎれもなく現代の吸血鬼に引き継がれている部分もあり、なかなか面白いです。
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欧州の様々な地域における吸血鬼やそれに類する伝説を分析した本。かなり本格的。一般的な吸血鬼のイメージに囚われがちな私たちに、違った吸血鬼の姿を教えてくれる。
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吸血鬼ものの資料を集めていたので。定義が「血を吸う」ではなく「生ける死体」となってたのが個人的には残念でしたが、民俗学とかから考えたらそのほうが一般的なのかな。セルビアの吸血鬼がいちばん興味深かったです。
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初めてのジャンルだったけれど、比較的わかりやすくまとめられていてすっと読めた。吸血鬼に対するイメージが変わったと思う。
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