スピードの経営革命 の商品レビュー

フランシス・マキナニー(著者),ショーン・ホワイト(著者),竹中平蔵(訳者)

2012/05/04

少し昔の本だが今読み直してみても、今の時代を結構言い表している。

その中の一節にある

インターネットはブランドを単なる保証でなくてプロセスに変える。

製品やプロセスにサービスを集約する事のできる企業が

ブランド価値を生む

が印象的なことば

小さな企業でも個人でも真摯に顧客とコミュニケーションをとっていけば

ブランディングできるということを当時から

言い表しているのには注目しました。

逆に言えば、顧客との真面目なコミュニケーションをとろうとしない企業の

企業価値はあっといまに落ちることを言い表しています。

また、顧客もきちんとした態度で企業と向き合う事無く

自己都合でのクレーマーで有り続けると企業から正当に

拒絶されるあるいみ公平な時代になったということです。

2010/03/02

内容（「BOOK」データベースより）

本書は、多くのビジネスの事例をカバーし、それらをIT革命の「情報コストの低下を活用する」という基本視点に則って整理している。
目次
第1部 IT革命を先取りする、これが現実の「勝ち組」企業(ITの進化とその驚くべき可能性
超優良企業が厳守している「情報の取り扱い方」四大鉄則
情報を最大限に生かす「内部ライン」をつくれ
IT時代の決断に決定的な意味を持つ「ムーア時間」 ほか)
第2部 21世紀の「富」を創造する絶対の方程式(IT時代の情報「ビッグバン」は何を約束しているか
サイバースペース(電脳空間)の死神「ブラックホール」
「死神」の周辺で、今なお呪縛が解けない超有名企業
デッド・ゾーン―「富」の創造が立往生してしまう場所 ほか)
第3部 この「IT活用力」が会社を変える!(生き残りへ鎬を削る「ブランド」戦争
広告会社はもういらない―インティミット・ブランド社の戦略
シュワブ「大躍進」の産みの親
メディアの“皇帝”がインターネットに屈伏する日 ほか)