1,800円以上の注文で送料無料

チョコレートゲーム の商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

タイトルが意味するも…

タイトルが意味するものはいったい何か。息子を失った父の姿が哀しい。

文庫OFF

なかなかおもしろかっ…

なかなかおもしろかった。読み飽きなかった。全体的によろし。

文庫OFF

中学生の息子をもつ小…

中学生の息子をもつ小説家の父、子供が半月前から急に反抗的で学校にもいかなくなった。学校に相談に行くと、同じように半月前からクラスで何かが起こっている。高額のお金、全身の青あざ、そしてチョコレートゲームとは何なのか?オヤジが息子を救うため頑張る一冊

文庫OFF

日本推理作家協会賞を…

日本推理作家協会賞を受賞した、岡嶋二人の代表作と呼べる1冊。

文庫OFF

子供と大人、遊び、親…

子供と大人、遊び、親、深く考えさせられる作品。チョコレートゲームという遊戯に拘わる殺人。

文庫OFF

父親と息子、いつの間…

父親と息子、いつの間にか互いが理解できなくなり崩壊する図式なんでしょうか、遊びのおもしろさと、泥沼のつらさがあります。

文庫OFF

2012/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ニフティの今もやってるブログで「週末レビュー」という読書感想文(映画や漫画、音楽含む)を書いていたのだけど、年末読んだ本が書ききれないで困っていた。アマゾンのリンク貼るのとかめんどくさいんだもの。 ところが、である。「拝、ボーズ!」というFMくらしきでDJをされている(!)僧侶、天野こうゆうさんのサイトでここ(ブクログ)を見付けたので速攻で引っ越してきました。 岡嶋二人は「あした天気にしておくれ」「焦茶色のパステル」「クラインの壺」(このミスでベスト10にランクインしてた岡嶋二人名義最終作)ぐらいしか読んでなくて、しかも乱歩賞最終候補作と受賞作の競馬物2作は当時競馬に興味も知識もなかったので、イマイチの印象があってあまり読んでいなかった。今となってはもったいない話だ。 私がスーファミのダビスタにハマって本当に競馬をやり始めたのは平成7年の桜花賞だった。まだ地方競馬の笠松所属だったアンカツ鞍上の[地]ライデンリーダーが一番人気で、勝ったのは田原成貴のワンダーパフューム。一番人気馬は馬群に包まれ4着。オークス権利は確保したものの安藤勝巳ジョッキーと田原さんとの確執が噂されたり、「JRA(中央競馬会)騎手包囲網」なんて邪推も当時噂された。 よしだみほさんのマンガ(「馬なり1ハロン劇場」だっけ。)では明らかに黒認定されてたなあ。懐かしい。 確かその日曜は統一地方選もあって、都知事は青嶋幸男、府知事は横山ノックが当選したとんでもない日曜だった。知事の2人は故人、田原さんは不祥事で失職・迷走、アンカツは中央移籍を果たしてダービージョッキーに。 今やパフュームといえば大多数の人はあの桜花賞馬じゃない方を連想するだろうなあ。まあ競馬会の玉三郎とまで言われた天才騎手田原氏についてはツッコミ所…いや、その多才振りは語りだしたら長くなるので後日。なぜ競馬の話になってしまったのか。閑話休題。 本書「チョコレートゲーム」は第39回日本推理作家協会賞長編部門(1986)を志水辰夫「背いて故郷」と同時受賞したとか、年末恒例の文春ミステリベスト10国内部門にランクインした(1985)とかは知っている人も多いだろうが、私はこれの2時間ドラマ版を偶然見てしまい、謎を引っ張るしっかりした構成のサスペンス性には引き込まれたものの(だからつい最後まで見てしまった)、ラストで犯人役のなべおさみ(!)のヤスい独白に辟易して原作を読まなかった。 で、昨年末に有名な文学賞を獲った未読本を色々読んでみてこれも期待せずに手に取ったのだが…これがドラマ版の脚色がど下手だったことが明白な傑作だったのでびっくり。 全く無駄と感傷を排した筆致にしびれたね。 事件の解決シーンに犯人がお涙ながらに長い独白なんて一切ない。あの脚本家を含むスタッフは切腹ものじゃ! わー、井上夢人さんの「おかしな二人 岡嶋二人衰亡記」がものすごく読みたくなってしまったけど、あれ自作のネタバレありなんでしょ? こりゃコンプリートしなくちゃだわ。

Posted byブクログ

2012/02/21

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6045577.html) 日本推理作家協会賞(1986/39回)

Posted byブクログ

2009/10/04

第39回 日本推理作家協会賞受賞作。 殺された少年は息子の同級生だった。 作家の近内は我が子が気になり学校を尋ねる。 そこで知ったのは秘密めいた「チョコレートゲーム」の存在だった。 今いったい学校で何が起きているのか? その原因が解らぬまま、新たな殺人が起きて……。 ...

第39回 日本推理作家協会賞受賞作。 殺された少年は息子の同級生だった。 作家の近内は我が子が気になり学校を尋ねる。 そこで知ったのは秘密めいた「チョコレートゲーム」の存在だった。 今いったい学校で何が起きているのか? その原因が解らぬまま、新たな殺人が起きて……。 色々と考えさせられる作品。 と同時にこれほど本格な推理作品には中々お目にかかれない。 私の一押し、ここに決定。

Posted byブクログ

2009/10/04

80年代の作品でも中学生犯罪に関する話。意外な展開でも期待を裏切らない作品。岡嶋二人にしては重い話だけど、岡嶋二人らしくのめりこめる、そんな作品です。

Posted byブクログ