怪異の民俗学(4) の商品レビュー
小松和彦による、鬼に関するアンソロジー。 ひとくちに鬼といっても、そこには多様な要素がある。 ときに雷神であり、鍛冶師であり、童子であり、童子をさらうものであり、ひととの間に子をなす神であり、神とひととの間に生まれた子であり、楽器の名人であり、怖ろしい姿のものであり、また姿の...
小松和彦による、鬼に関するアンソロジー。 ひとくちに鬼といっても、そこには多様な要素がある。 ときに雷神であり、鍛冶師であり、童子であり、童子をさらうものであり、ひととの間に子をなす神であり、神とひととの間に生まれた子であり、楽器の名人であり、怖ろしい姿のものであり、また姿の見えぬものでもあり。 本書はこうした各要素を紹介する性質のものであるから、興味のある要素についてはもちろん原著にあたるべきである。 私は深沢徹著「羅城門の鬼、朱雀門の鬼―古代都市における権力産出装置としての楼上空間ー」を大変印象深く読んだ。この論文は『中世神話の練丹術』に収録されている。
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相変わらず、編集も論考も杜撰 編者自身の論考も載ってるが、文章が破綻しそうになっているし、能力を疑われますよ 多少はカスカスな長文の中から、データは拾えるかもしれないが、それなら最初から孫引きしないで直接引用元にあたればいいだけだね
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