またたび浴びたタマ の商品レビュー
これはシャレオツなハルキストの評価低いだろうな…と思ったらそうでもないみたいで、ちょっとビックリ。 以上です←
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かの村上春樹氏が、回文でかるたをつくりました。 回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉という、あれです。 私は村上春樹氏の小説が大好きです。つづられる言葉ひとつひとつが好きなので、小説は何度も何度も読み返しています。 今回あげた本は文学でもなく、実際なんの意味もな...
かの村上春樹氏が、回文でかるたをつくりました。 回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉という、あれです。 私は村上春樹氏の小説が大好きです。つづられる言葉ひとつひとつが好きなので、小説は何度も何度も読み返しています。 今回あげた本は文学でもなく、実際なんの意味もないんですけど、なんとなくぷっと笑って、楽しい気持ちになれる本です。 一例抜粋 ええがたがええ → A型がええ こころはまるくすくるまはろここ → 心はマルクス車はロココ そうよわたししたわようそ → そうよ私したわよ・・・嘘 つますろめのめろすまつ → 妻、スローめのメロス待つ ため息が出るほど美しい回文ですね。はあ。 こんな素敵な回文を原文のまま読めるなんて、日本人に生まれて幸せです。 ちなみにこの本にはかわいいイラストと、回文に関する短い文章が載っています。 メロスの状況などもちゃんと解説してくれています。 スローめのメロスについて気になる方は、ぜひ。
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【ことば】またたび浴びたタマ 村上春樹 『値段、足したんだね』『濡れ衣、着れぬ』などの回文に、カルタのような友沢ミミヨのイラストと村上春樹の文章がついた本
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この本は、そのあまりのくだらなさ故に(ごめんなさい。でも、作者自身も半分くらいはそう思っているはず)、増刷されなかったのだろうか。村上春樹の本にしては読メの登録が132しかない。タイトルだけではなく、計44の回文と、ショート・ショートエッセイまたはストーリーからなる。ストレートな...
この本は、そのあまりのくだらなさ故に(ごめんなさい。でも、作者自身も半分くらいはそう思っているはず)、増刷されなかったのだろうか。村上春樹の本にしては読メの登録が132しかない。タイトルだけではなく、計44の回文と、ショート・ショートエッセイまたはストーリーからなる。ストレートなものもなくはないが、全体にはワザと珍妙なものを考え出したという感じだ。「てんぐのぐんて」―これは極めて素直な部類。きっと案につまったのだろう。でも、『長靴をはいた猫』みたいに、軍手しか相続できなかった3男こそが成功するかも。
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このタイトルを見ていて何かお気づきになりませんか……? そう、回文なのです。 五十音順全44文字からはじまる回文+ショートストーリーが 収録されています。 はっきり言って内容は、すごおおおおく無意味なものばっかりなので、 「お子さんと一緒に!」のような目的には決してお薦めできませ...
このタイトルを見ていて何かお気づきになりませんか……? そう、回文なのです。 五十音順全44文字からはじまる回文+ショートストーリーが 収録されています。 はっきり言って内容は、すごおおおおく無意味なものばっかりなので、 「お子さんと一緒に!」のような目的には決してお薦めできませんが(笑) 私は結構この本、好きなんです(^^;) 思わず脱力して、くすりと笑ってしまう、徹頭徹尾くだらない本 (ほめてるんです)ですが、良かったら読んでみて下さい。 私が好きなのは、 「心はマルクス、車はロココ」「そうよ、私したわよ……嘘」って回文。 どうです、全部読みたくなってきませんか?
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Hewさんのお勧め本。 最近、フジモトマサルの回文本を続けて読みましたが、よもや村上春樹まで回文本を出しているとは思いませんでした。 発行年を見てみると、この本が2000年、『ダンスがすんだ』は2004年、『終わりは始まり』は2008年なので、フジモト氏の方がアイデアをもらった...
Hewさんのお勧め本。 最近、フジモトマサルの回文本を続けて読みましたが、よもや村上春樹まで回文本を出しているとは思いませんでした。 発行年を見てみると、この本が2000年、『ダンスがすんだ』は2004年、『終わりは始まり』は2008年なので、フジモト氏の方がアイデアをもらったのでしょうか? とはいえ、似ているのは作り方だけで、イラストレーターのフジモト氏は、イラストと回文を、作家の村上氏はショートショートストーリーと回文を担当しています。 今回のイラストは、丸みを帯びた脱力系の絵を描く友沢ミミヨでした。 あいうえお…と、50音順の言葉から始まる回文が掲載されています。 『ダンスがすんだ』を読んだときには「旦那がなんだ!」が気に入りましたが、この本には 「蓋がなんだ!旦那がタフ」 というバリエーション(?)が載っていました。 おもしろかったのは 「裸体が渋い武士がいたら」 です。 (渋い裸体って、どんな感じ?)と笑ってしまいました。 村上氏は『七人の侍』での三船敏郎の裸体がまぶしかったそうです。 まぶしい裸体だったらわかるんですけれど、このちょっとした収まりの悪さが、回文の味わいですからね。 ただ、この本も、『ダンスがすんだ』同様、ページがふられていませんでした。 なぜ書籍なのにないのでしょう?腑に落ちません。 村上春樹は、深刻で哀しげで謎に満ちた作品を書く人、というイメージを強く持っていますが、この本は、別の意味で謎いっぱいの一冊になっています。
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村上さんは本当に多才な人ですね。まさか回文にまで手を広げているとは天晴れです。中でもお気に入りなのは、タイトルの「またたび浴びたタマ」「管を抜いた。ついに逝った犬を抱く」「盛岡の巷、下町の香りも」。長文になればなるほど、意味が通る文章は難しいものです。友沢ミミヨさんのキモカワイイ...
村上さんは本当に多才な人ですね。まさか回文にまで手を広げているとは天晴れです。中でもお気に入りなのは、タイトルの「またたび浴びたタマ」「管を抜いた。ついに逝った犬を抱く」「盛岡の巷、下町の香りも」。長文になればなるほど、意味が通る文章は難しいものです。友沢ミミヨさんのキモカワイイ絵と共にお楽しみください。
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村上さんもよくやるよなぁ・・・というのが一番の感想。回文といっても数がいかんせん多いので無理やりなものが多いのだけれど、その無理やりな回文になんとかストーリーを加えてしまう力量はさすがです。気楽に読めて楽しい、休憩にうってつけの一冊。
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五十音全部を頭にした回文+絵+適当な解説。 余り綺麗にハマったものじゃなくて言葉のこじつけ回文ばっかりで残念だったんだけど、その適当言葉に対する苦しいコメントがちょっと面白くなった。(桐切)
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五十音分の回文の作品集です。 確かダ・ヴィンチに紹介されていてイラストに惹かれて購入 村上春樹初めて読んだ(読んだうちに入るのか?) そんなに言われているほど嫌いな作風では無い様に感じたけれど小説ではなく回文だったからかな? これ以降村上春樹の作品を読む機会というか縁は無いのでな...
五十音分の回文の作品集です。 確かダ・ヴィンチに紹介されていてイラストに惹かれて購入 村上春樹初めて読んだ(読んだうちに入るのか?) そんなに言われているほど嫌いな作風では無い様に感じたけれど小説ではなく回文だったからかな? これ以降村上春樹の作品を読む機会というか縁は無いのでなんともだけれど。。。 よくこんなに回文が思いつくな〜なんて人事のように感心した記憶がある 2000年のいつか読了。。。
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