熟女と少年 禁姦肉指導 の商品レビュー
睦月影郎版「夏への扉」
看板に偽りあり・・・とはよくいったもので、本書もその一冊。といっても、良いイミでだけど。 そもそもなんでこんなタイトルにしたのか、よく判らない。カバーを剥いで、本体をみてみると 「DoorWay To The Past」とのタイトルがある。なんでソレが「熟女と少年 禁姦肉指 ...
看板に偽りあり・・・とはよくいったもので、本書もその一冊。といっても、良いイミでだけど。 そもそもなんでこんなタイトルにしたのか、よく判らない。カバーを剥いで、本体をみてみると 「DoorWay To The Past」とのタイトルがある。なんでソレが「熟女と少年 禁姦肉指 導」になってしまったのか?不明。 それはそれとして。 この作品は、とある夏休みの日、東京港区にある祖父の屋敷に遊びにいった主人公の 少年が過去の世界(昭和10年)に迷い込んでしまったお話。 あえていえば、睦月影郎版の「夏への扉」というところだろうか。 主人公が歴史上の人物とおぼしき人々(あくまで「なんちゃって」だけど)との交流する 場面も楽しいし、しまいには自分の意外なルーツが判明するのも面白い。 ついでにいうと、主人公との直接のかかわりはないのだが、「軍事工場の長男で右翼に も顔のきく伍代英介」(マドンナメイト版107ページ)なるキャラ、五味川純平「戦 争と人間」の登場人物である。映画では高橋悦史が演じていた。 ま、タイトルがアレだけど、古書店などでみかけたら、ゲットすることをお薦めする。 読んでソンはない一冊!
士門
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