建築のアイディアをどうまとめていくか? の商品レビュー
くだけた文体で読みやすい。アイデアをまとめるリサーチ・案だしとセッション・コンセプト出し・設計の流れが(主にチーム戦に主眼を置いて)語られていてためになるほか、さまざまなアイデアそのものの背景や文化についての特別講義も収録されている。 本そのものがちょっぴり古いので内容(特に都市...
くだけた文体で読みやすい。アイデアをまとめるリサーチ・案だしとセッション・コンセプト出し・設計の流れが(主にチーム戦に主眼を置いて)語られていてためになるほか、さまざまなアイデアそのものの背景や文化についての特別講義も収録されている。 本そのものがちょっぴり古いので内容(特に都市の現況について語られている部分)は検証が必要だけれど、現在にも通用する考え方が多くためになる。 著者自身の見解が多く紹介されているのもアツくていい。
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住宅、そして小学校の設計課題が終わった段階などのタイミングで休み中にひととおり読んでおけば、新学期を向かえて集合住宅を設計するときに非常に目の前がクリアーになるかも知れない。題名はアイデアをどうまとめていくのか、という書き方をしているが、それよりも集合住宅のあり方という考え方を多...
住宅、そして小学校の設計課題が終わった段階などのタイミングで休み中にひととおり読んでおけば、新学期を向かえて集合住宅を設計するときに非常に目の前がクリアーになるかも知れない。題名はアイデアをどうまとめていくのか、という書き方をしているが、それよりも集合住宅のあり方という考え方を多く示していると言える。もちろん題名に即して、ある程度設計課題をやってきた人に向けて、もう一段回ステップアップした思考をするにはどうしたらいいかというヒントを数多く示してくれていることも事実でありエスキスシリーズ?として不足のない充実した一冊。他の本と同じく勉強が進んでからまた読み直すとその時点での発見が見いだせるのでぜひとも購入して手元に置いておきたい。?と同様強烈な影響を受けてしまいやすいのでネタをぱくることなく自分なりに消化するようにした方が良いと思われます。
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