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ベター・ハーフ の商品レビュー

3.9

24件のお客様レビュー

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2011/04/18

ちょうど結婚したての頃だったので、引き込まれるように読みました。バブル全盛期の頃に結婚した主人公の話。 不倫、介護、お受験・・・。かなり面白く読めました。

Posted byブクログ

2010/09/14

結婚後のゴタゴタな話。 バブル時の結婚、専業主婦、夫のリストラ、不倫、子供のお受験等、内容としては珍しくないけど、こうもため息が出るような心情を描くか、と一気に読んでしまう。 結婚とは入れ子のようなもんなんですよね。 読後は意外にもスッキリです

Posted byブクログ

2010/05/17

唯川恵さんのベター・ハーフ この作品はバブル全盛期に結婚した夫婦のお話。 バブル全盛期は自分がまだ幼稚園くらいだったので記憶があやふやなんですが、この本を読んでいると金銭感覚が狂っているとしか思えない世間の様子が事細かに書かれてとても興味深かったです。 それから突然バ...

唯川恵さんのベター・ハーフ この作品はバブル全盛期に結婚した夫婦のお話。 バブル全盛期は自分がまだ幼稚園くらいだったので記憶があやふやなんですが、この本を読んでいると金銭感覚が狂っているとしか思えない世間の様子が事細かに書かれてとても興味深かったです。 それから突然バブルが崩壊して窮地に立たされる人達がどんどん追い詰められていく姿が恐ろしかった・・・。。 リストラ一つでも、今のように不景気な状態でのリストラとは違って、凄い景気が良かった状態から突然のリストラとなると、みんな心の準備が出来ていないのと、なかなか現実を受け入れられずに何とかなるだろうという考えで手遅れになってしまう人達。そして、どんどん悪化して行く人間関係にぞっとしました。 もちろん本作は夫婦の話がメインであって、夫婦のあり方や子育て、お受験事情など色々読んでいて面白い部分はありましたが、何よりもバブル崩壊をみたという充実感でいっぱいでした。 おじいちゃんおばあちゃんは戦争の無い時代に生まれてよかったね~。なんて話をして、戦争を学ぶと本当に平和な時代に生まれてきて幸せだって実感はあったけれども、バブル期に巻き込まれないで本当によかったと心から思いました。もし自分が巻き込まれてたら泥沼にはまってしまうのが目に見えて恐怖です。 バブル期でたくさんの人達が被害にあって苦労をしてきたからこそ今があるんだと思います。一度底辺まで落ちた時の学びは少なからず今の不景気対応にいい影響を与えているのではないでしょうか? 時代に人は多大な影響を受けるという事を身にしみて感じました。 でも人は生まれてきた時代は選べないから、今という時代を受け入れながらいかに暮らしていく事が大切かという事を学んだような気がします。 不景気だぁ~なんて嘆いていたって何にも変わりませんもんね。 いつもの唯川さんの恋愛作品を読み終わったときとは違う、なんか考えさせられる事がたくさんあって私にとって有意義な読書時間になりました。

Posted byブクログ

2010/01/11

学生時代に読んだときにはピンとこなかったけれど、 身近な夫婦2組がダメになったのを見てきた分、胸に刺さるところがあった。 けれど、未婚の身では、結婚の苦労などに深いところで共感することはできないので、 ぜひ結婚してからまた読み直したい。 離婚の危機が何度も訪れても、身を置く環境...

学生時代に読んだときにはピンとこなかったけれど、 身近な夫婦2組がダメになったのを見てきた分、胸に刺さるところがあった。 けれど、未婚の身では、結婚の苦労などに深いところで共感することはできないので、 ぜひ結婚してからまた読み直したい。 離婚の危機が何度も訪れても、身を置く環境がそれを留めさせ、月日が流れていくなかで、 少しずつ少しずつベターハーフな関係が築かれていく過程が切なかったけれど、 それが夫婦なんだろうな。 今まで「ベターハーフ」とは、運命めいたものなのかなと思っていたけれど、 きっと「この人だ!」と思うのではなくて、夫婦生活を続けるなかで起こるいろんな出来事を経て、 「この人だったんだな」と気づくものなのかもしれない。 築き上げてこその「ベターハーフ」というか... 二人で一緒に頑張っていくのが結婚なんだろうし、お互いを労って努力していくしかないのでは。 なんて未婚の立場で言っても何の説得力もないけれど。 「思いを持つことと、思いを伝えることは同じではない」 胸に突き刺さる言葉だった。

Posted byブクログ

2009/12/17

どうして映画化、ドラマ化にならなかったんだろう?と思う。 一組の夫婦が、結婚してからさまざまな「こんなはずじゃなかった」に出会い、克服し、時にはつないだ手を振り払いそうになりながらもがく物語。 何度も読み返しました。

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2009/10/04

人間の、哀しさ 汚さ えぐさ 関係の、脆さ 怖さ 偽り 孤独=救い それは一番の優しさ 何故、人は誰かと一緒にいたがるのでしょう。 最後の最後に一瞬だけ分かるような、そんな気配が優しくよぎる。

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2009/10/04

日本が未曾有の好景気に沸いていた時代、2年ごしの交際をへて広告代理店勤務の文彦と派手な結婚式をあげた永遠子。その日が人生最高の日だった。順調にスタートをきったはずの結婚生活は、バブルがはじけたことから、下降線の一途をたどる。不倫、リストラ、親の介護…。諍いと後悔にあけくれる日々か...

日本が未曾有の好景気に沸いていた時代、2年ごしの交際をへて広告代理店勤務の文彦と派手な結婚式をあげた永遠子。その日が人生最高の日だった。順調にスタートをきったはずの結婚生活は、バブルがはじけたことから、下降線の一途をたどる。不倫、リストラ、親の介護…。諍いと後悔にあけくれる日々から、夫婦はどう再生してゆくのか。結婚の真実を描く長編小説。

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2009/10/04

う〜。今のあたしには重い内容だった。『最高ではないが、まあまあのパートナー』・・・結婚ってなんでしょね?

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2009/10/07

あとがきに書かれていた言葉がとても印象的だった。結婚、結婚相手はベストであればそれは越したことはないかもしれないが、確かにベストではなくても、ベターであればその方がいいこともある気がする。まだまだ結婚は奥が深くて、自分など未熟でわからないことの方が多い。

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2009/10/04

ほんと唯川作品って続けて読んでもおもしろい! これはある夫婦の結婚式から物語りは始まります。 男性がつきあっていたという別の女性が現れ 花嫁の目の前で自殺未遂をします。 なんとか結婚したものの、その後も色んな出来事が。。。 子供が出来て、夫婦関係が修復されたかと思ったら...

ほんと唯川作品って続けて読んでもおもしろい! これはある夫婦の結婚式から物語りは始まります。 男性がつきあっていたという別の女性が現れ 花嫁の目の前で自殺未遂をします。 なんとか結婚したものの、その後も色んな出来事が。。。 子供が出来て、夫婦関係が修復されたかと思ったら夫がリストラされたり。。。 結婚後もお互い外につきあっている人が出来たり。。。 ほんとすごすぎる夫婦。 私達夫婦ってほんと平凡すぎるぐらい平凡なんだなぁと実感しました。 (この物語の中の夫婦が特別かな?) 「次は何があるの?」と興味津々になりあっという間に読んでしまいました。 何のために結婚するの?結婚したの?って聞かれたときに すぐ答えられない人、読んでみてね!

Posted byブクログ