1,800円以上の注文で送料無料

地の掟 月のまなざし の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/05/13

たつみやファンタジー第2弾。 立場の違う二人の少年が出会う時、運命の歯車は大きく回りだす。 児童文学なので優しい文体で書かれているけれど、是非大人にも読んでもらいたいです。

Posted byブクログ

2009/10/07

そこはかとなく上品というか、おきれいというか もっとドロドロの描写があってもいい気がする。 でも厭じゃないので、続きを読みます。

Posted byブクログ

2009/10/04

日本の神話がベースになっていますが、なんとなくアイヌ民族の伝承も入っているのかな?という感じ。 いかに神と人の存在が近かったのか。 人の心の中に裏切りや猜疑心が蔓延し始める時代とは、こんなふうだったのではないか。 登場人物の心身の美しさが、ちょっと羨ましく思えました。

Posted byブクログ

2009/10/07

ポイシュマはアテルイの里のものに。けれど、シクイルケが亡くなった原因だとして、ムラの人から拒絶される。一人ムラを旅立つが、熊に襲われて、アテルイに助けられる。 ワカヒコはヒメカの秘密を知り、国を追い出されることに。神を冒涜しているヒメカとトヨ。愚鈍なヒコとオミ。野心を持つホムタ。...

ポイシュマはアテルイの里のものに。けれど、シクイルケが亡くなった原因だとして、ムラの人から拒絶される。一人ムラを旅立つが、熊に襲われて、アテルイに助けられる。 ワカヒコはヒメカの秘密を知り、国を追い出されることに。神を冒涜しているヒメカとトヨ。愚鈍なヒコとオミ。野心を持つホムタ。本当の神懸かりをする巫女のユツ。 ムラの暮らしはいきいきとしているし、クニのきなくさい政にはどきどきさせられるし、たくさんの登場人物にキャラは立ってるし。 そして、何よりそれぞれのカムイや、人々の自然を尊ぶ心が、日本古来のすばらしいものとして描かれていることが素晴らしい。 序章 第一章 帰還 第二章 月の柱 第三章 ムラ会議 第四章 人食い 第五章 ヤドの仲間 第六章 ヒメカの怒り 第七章 白蛇 第八章 ホムタの野心 第九章 義兄弟 第十章 託宣 第十一章 急転 第十二章 月と少女 第十三章 信と疑と 第十四章 再会

Posted byブクログ

2009/10/04

過酷な運命を背負い、出会った少年二人。 ポイッシュマとワカヒコ。 運命に流され、翻弄され、立ち向かう。

Posted byブクログ

2009/11/12

 本の厚みの割りに、内容が薄すぎるよね、ヤマがちょっと中途半端だよね、とか文句を言いつつも読んでいます。やっぱり、挿絵が超キレイ。シクイルケがまだ出て来てくれるのもありがたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

全く異なる文化を持つ二つの部族が衝突しあってましたが、そんな中でどういう運命を辿るかわからないけれど、内部で崩壊してしまった部族を正し、異文化を持つ部族との壁を突き崩していけるかもしれない大きなチャンスが出来ました。大きな運命を架せられた二人の男の子のこれからがどう展開していくの...

全く異なる文化を持つ二つの部族が衝突しあってましたが、そんな中でどういう運命を辿るかわからないけれど、内部で崩壊してしまった部族を正し、異文化を持つ部族との壁を突き崩していけるかもしれない大きなチャンスが出来ました。大きな運命を架せられた二人の男の子のこれからがどう展開していくのか…楽しみです。

Posted byブクログ

2009/10/04

はっきり言ってしまいます。 この本は、ハリーポッターやダレン・シャンと肩を並べるくらい面白いです! 縄文だとかそういう古い舞台なのですが、本当に面白い。お勧めです。

Posted byブクログ

2009/10/04

『月神の統べる森で』の続編で、シリーズ第二作。雪の降りしきる中、傷を負ったワカヒコは仲間に担がれてクニへ、アテルイとポイシュマはヒメカたちから逃れて移動したムラをさがして歩き続けていた。そしてそこには二人のの運命を大きく左右する出来事がまっている。初めて人間が集まるムラで暮らすこ...

『月神の統べる森で』の続編で、シリーズ第二作。雪の降りしきる中、傷を負ったワカヒコは仲間に担がれてクニへ、アテルイとポイシュマはヒメカたちから逃れて移動したムラをさがして歩き続けていた。そしてそこには二人のの運命を大きく左右する出来事がまっている。初めて人間が集まるムラで暮らすことになったポイシュマ、始めは災厄をもたらす者として拒まれるが、村を出ようとした折に森で人食い熊に遭遇しそれを倒したことで、災厄をはらう英雄だとムラに受け入れられ同じような年頃の少年たちと暮らし始めた。一方ワカヒコはヒメカの怒りを買い軟禁され、その上祭りの最中に神がかりした巫女ユツやヒメカの秘密を聞いてしまったホムタと共に魔物憑きとされ火あぶりにされそうになる。だがシクイルケやカムイたちに助けられ、運命の導きの元ポイシュマに会いに行くことに。−−−権力へ執着するヒメカたちの汚さや、運命の歯車に翻弄されるポイシュマやワカヒコたちを見ていると色々考えさせられることも多い。

Posted byブクログ

2009/10/04

月神の民シリーズ第ニ弾。わずかの間に出会いそしてそれぞれの帰途についたポイシュマとワカヒコ。この巻ではそれぞれの民の生活が書かれています。ムラでの生活は大変だろうと思いますが憧れを持って見ちゃいますね。登場人物も一気に増えて、主要人物が出揃いつつある感じ。

Posted byブクログ