なぜ大人になれないのか の商品レビュー
メモ どこに属するかで人であるものとそうでないものが 決まる。 人殺し、援助交際はなぜいけないのかではなく なぜ人とみなせなくなれたのか、公に認められないのか、ということを考えるべきである。
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[ 内容 ] いつの世でも、生き物は「大人」になるために、どこかで「狩り」をし「獲物を捕る」訓練をしなければならない。 いつもいつも「やさしく」「誰も傷つけない」ようにするわけにはいかない。 そして、ある日突然キレる。 そんな若者の実態を、「狼になる」というキーワードで読み解き、「大人になる」ことの難しさの深層に迫る問題提起の書。 [ 目次 ] 第1章 「狼になる」こととしての若者(「人のかたち」への目覚め;最初の問いかけ ほか) 第2章 「狼」として「家を出るとき」(なぜいつまでも親子なのか;家庭内暴力への対応) 第3章 事件の中の若者―空想からヒロイズムへ(佐賀バスジャック事件と「狼」―「声」と「ヒロイズム(英雄主義)」 中学生五千万円恐喝事件―「金」と「小さな資本家」 ほか) 第4章 文化の中の若者(なぜ「電波少年」のような「中継番組」が流行るのか;なぜ過剰に「キレイ」好きな若者が増えてきたのか ほか) 第5章 「なぜ大人になれないのか」をめぐって―「狼」のイメージを再発見するところから [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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