岬・化粧他 の商品レビュー
秋幸サーガの一作目、岬。重力の都。このへんは有名どこだと思う。たぶん。 文体フェティシズム的には、とにかくしつこくて、しつこくて、そして肉体感覚の描写への焦点が、たまらない。だから死ぬほど読みづらい。特に岬などは、そのうえに登場人物の関係性が混乱する。和歌山の土着感の強い作品ゆえ...
秋幸サーガの一作目、岬。重力の都。このへんは有名どこだと思う。たぶん。 文体フェティシズム的には、とにかくしつこくて、しつこくて、そして肉体感覚の描写への焦点が、たまらない。だから死ぬほど読みづらい。特に岬などは、そのうえに登場人物の関係性が混乱する。和歌山の土着感の強い作品ゆえ、仕方ないとも思うのだが。
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最初に中上健次を読むには、芥川賞受賞作「岬」から。 こっちの方が新しい版ですが、「岬」は文春文庫からも出ています(ISBN: 416720701X)。
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残念ながら、人物関係がよくわからなくなってしまい途中で投げ出してしまった。情景は何となく伝わっただけに、いつか再読したい。
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