ハーバード大学で日本はこう教えられている の商品レビュー
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世界のハーバード。日本はどう教えられているのか。実態を解説
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世界的な大学であるハ…
世界的な大学であるハーバードでは日本という国はどのようにとらえられているのか。外国から見た日本とは。
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2000年初頭に書かれた本で、バブルが弾けた日本はこれからさてどうするべきか?とういう内容。今とはかなり違う日本が書かれていて面白かった。
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2000年刊行。産経新聞記者によるハーバード大学留学記。天安門事件取材歴が象徴するように、日中・日朝関係に関する述懐や記録が多い。また、大学教育よりも、そこで行われたセミナーの内容が詳しく報告されている。朝鮮の核開発、ミサイル問題に大きな関心があること(ただし、米国大学院の特性上、極めて短期的あるいは流行追跡的な関心かも知れないが…)、意外と弱者びいきである点(北方領土問題での露批判、チベットの対中批判支援など)、中国への関心の高さ、天安門事件活動家王丹の素顔など興味深い指摘がある。 ハンチントンのアメリカ覇権主義・権威主義的発想は、彼の著作を読む上での重要な羅針盤。少し古いが、短期的成果の強調、平等主義への否定的目線、米国エリート層の特徴を知る上で参考になる一書。
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