漫画の時間 の商品レビュー
実作者が語る、丁寧な…
実作者が語る、丁寧な漫画批評。ただ、感覚に任せた批評が多いので理解しづらい部分もある。
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漫画の中にあたらしさ…
漫画の中にあたらしさ、オリジナリティとは何かを丁寧に語る一冊。漫画の見方が変わります。
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漫画家が漫画を紹介し…
漫画家が漫画を紹介しています。文章自体も面白いので漫画好きなら楽しめるだろう。
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日本の漫画を内部から…
日本の漫画を内部から分析する。
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いしかわじゅん氏を初めて知ったのはNHKのBSマンガ夜話でレギュラーコメンテーターとして出演しているのを観た時だ。その時のマンガに対する深い洞察と実作家としての自らの経験に基づいた漫画家のその時の心理状態の分析など、今まで単純にマンガを読んでいた自分にとってものすごい世界を見せて...
いしかわじゅん氏を初めて知ったのはNHKのBSマンガ夜話でレギュラーコメンテーターとして出演しているのを観た時だ。その時のマンガに対する深い洞察と実作家としての自らの経験に基づいた漫画家のその時の心理状態の分析など、今まで単純にマンガを読んでいた自分にとってものすごい世界を見せて貰ったという驚きがあり、以来この番組に夢中なのだが、そのいしかわが本を出したのを本屋で見て即買いしたのが本書である。 まず印象的だったのは選択がマニアックで結構知らないマンガが多かったのが残念である。エッセイなので作者の好みに従った選択をするのは是であるからこれに関しては異論はないのでただひたすら残念がるしかないのだが、内容的には確かにBSマンガ夜話に匹敵する話はあるものの、いささか踏込みが甘い。 考えるに、マンガ夜話におけるいしかわのコメントはやはり論者である夏目や岡田の鋭いコメントとマンガをこよなく愛するゲストらのコメント・問答が織り成す相乗効果から発するわけで1人が思索に耽って思い思いの文章を綴るエッセイでは表面を撫でるまで(それでも一般的に観てかなりディープに踏み込んではいるがあの番組と比してはという意味で)にしか達していないのだ。 あの域に達したマンガ評論エッセイはやはりBSマンガ夜話を編集した新書しかないのかもしれない。
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村上和彦(ヤクザ屋さんの関係のマンガ描いてる方)に、犬丸りん(初出が確か1993年である。彼女の名前など、誰も知らなかった頃である)、田亀源五郎など、凄いものが出る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2000年(底本1995年)刊。◆面白かった、というよりも、暖かい気持ちにさせる読後感。なにより、マンガに対する著者の愛情が溢れんばかりであり、著者のいう「面白くて優れた媒体である漫画という表現を…多くの人に楽しんでもらいたい」という志が伝わるからだ。 その中で、絵の重要性を繰り返し説く件には、マンガ素人の僕の目には新鮮に写った。例えば、「正確に描くことは、…誰にでもできる。しかし、いい絵を描くことはむつかしい。…デフォルメや主観による微妙な狂いがないといい絵にはならないのだ。」などは、成程と思わせる。
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BSマンガ夜話でこの人の存在を知りました 漫画のもう一つの見方を教えてくれた本です 作者の画力を断定している点が魅力 普通は「じゃあお前はどうなんだ」 と言われることを恐れて言えないんですけどね 漫画を絵の面から語れる貴重なひとです
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2000.10.10 ¥848 時代をリードする名作が数多く生れた、1980〜90年代の日本の漫画ワールドを、実作者の立場から鋭く分析。その後の変化までを予見した画期的な漫画評論集。
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ここでいしかわじゅんが口にする「面白い」はたぶん高度だなあ。 マンガの教養がなければむしろ味気ないマンガに思えるものが大半だろう。 でもこれを読んで、あ、じゃあ読んでみよう、と足がかりにしてマンガ教養をつけていくという手もある。 すでに読んでいたのはいしいひさいち「となりの山田...
ここでいしかわじゅんが口にする「面白い」はたぶん高度だなあ。 マンガの教養がなければむしろ味気ないマンガに思えるものが大半だろう。 でもこれを読んで、あ、じゃあ読んでみよう、と足がかりにしてマンガ教養をつけていくという手もある。 すでに読んでいたのはいしいひさいち「となりの山田くん」杉浦日菜子「百物語」くらい。あとは名前だけ知ってるマンガ家なら数人。これを読んで、まずは浦沢直樹の「マスターキートン」を読み始めた。これはなかなかおもしろい☆ブックオフやらゲオやらを見かけると立ち寄ってちょっとずつ読んでます。ちなみに今3巻まで読み終えたところ。
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