裏本時代 の商品レビュー
著者の、というよりは村西とおるの自伝的な内容だ。あの「ナイスですね」の村西とおるである。実際に仕事のうえでも「ナイスですね」とか「ゴージャスですね」を連発していたようなので驚く。やはり滅茶苦茶な人なようだが、それでも多くの人が彼に着いていったのは、極めてロジカルな視点を持っており...
著者の、というよりは村西とおるの自伝的な内容だ。あの「ナイスですね」の村西とおるである。実際に仕事のうえでも「ナイスですね」とか「ゴージャスですね」を連発していたようなので驚く。やはり滅茶苦茶な人なようだが、それでも多くの人が彼に着いていったのは、極めてロジカルな視点を持っており、また人間の欲望(必ずしも性欲だけではないと思う)の本質っをよく知っていて、これをうまく利用してビジネスをしていたということだろうと思う。
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蔵書整理シリーズ スクランブルという写真週刊誌の編集長だった筆者が、同雑誌の金主である村西とおるとの関係などをつづった自伝的ノンフィクション 筆者が誠実に当時のことを書いていることが伝わってきます。村西とおるの異常さというかすごさがもっと面白く書かれてもよいかと思う一方で、この本のようにさらっと書いたほうがリアリティがあるのかなと思ったりもします。 確かに裏本の話は出てきますが、「裏本時代」というタイトルはちょっと違うのかなと思いました。
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