一生のうちにすべきこと、しなくていいこと の商品レビュー
本書の中心テーマは人間関係。不幸の泥沼から抜け出すには勇気を出して積極的に人と交わることであり、真の友をもつためには、この人となら友達になりたいと思う相手を尊敬することと説く。 世渡り上手のコツも紹介。人間関係で一番願わしいのは、可愛気があると見られることであり、人の世に処す...
本書の中心テーマは人間関係。不幸の泥沼から抜け出すには勇気を出して積極的に人と交わることであり、真の友をもつためには、この人となら友達になりたいと思う相手を尊敬することと説く。 世渡り上手のコツも紹介。人間関係で一番願わしいのは、可愛気があると見られることであり、人の世に処するに当たって最も大切な心得は、何事につけても譲ることだそうだ。 かと言って卑屈なのはいけない。前向きに生きるために必要なのは自信であり、自負心を持っている人とは、自分の能力や性格を正味の重みで自覚し、その上で自分の資質を存分に発揮したいと考え、しかるべきチャンスを待っている人だという。 「人間通」」の著者によれば、生きていくうえで、人を見る目ほど大切な能力はないということだから、大勢の人と交わり人を見る目を肥やしたいものだ。
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