ぢるぢる日記 の商品レビュー
とても日常の一コマと…
とても日常の一コマとは思えないこの嘘臭い日記は妙におもしろい!バカ笑いしつつ、著者の死後を思うと薄っすらと物悲しい気分にさせてくれる一冊。
文庫OFF
『ねこぢるうどん』や『ねこじるせんべい』等のバイオレンスな日常作品(?)を代表作に持つねこじる本人の体験談が絵日記形式でまとめられた本作。連載が1994年から1998年までであり、最後の日記が「1998ねん4月〇にち」となっているということは、彼女が〇殺する直前の遺作と考えること...
『ねこぢるうどん』や『ねこじるせんべい』等のバイオレンスな日常作品(?)を代表作に持つねこじる本人の体験談が絵日記形式でまとめられた本作。連載が1994年から1998年までであり、最後の日記が「1998ねん4月〇にち」となっているということは、彼女が〇殺する直前の遺作と考えることもできなくない。そのような意味で考えてみても、ねこぢるのキャリアの中で、この作品の占める位置は大きいと思う。単純にシュールで、ウエッてなるけどスカッとするし、自分たちが見落としてしまう日常と皮一枚つながった狂気をきちんと捉えた作品だから、ここまでくると感動さえしてしまう。ちまちまと登場するクスリの話や、テクノにゴアの言及なども興味深く他作との関係も見えて、ねこじるを好む者としては、読んでおいて損はないと思う逸作でした。
Posted by
これが日常なのか?!と思うほど。すごく笑った。このひとのみていた世界はどんな世界だったのだろうか。 本当は大判でよみたかった。購入し直したい。
Posted by
「夜中に電話。 男の抑揚のない声で 「ピュアですか?」「ピュアなんでしょう?」と意味不明な事を言っていた。 知人かと思ったが違ってた。 自分が誰で何をしているかも解んなくなってる人だった。」
Posted by
ねこぢるの遺作らしいです。 ブロスでやってた連載。 ねこぢるがもうこの世にいないなんて、寂しい
Posted by
ホントに単なる絵日記 挿絵に7〜8行の文章 でも何故か心を掴む ピンポイントで大切な事や どーでもイイ事 これだけなのに凄い本
Posted by
僕はねこぢるの漫画を割とたくさん持っていますが、ねこぢるのファンだからというよりは山野一のファンだからで、ねこぢる作品の中に見る山野一を求めての読書だったりします。
Posted by
他界されて久しい、ねこぢるさんの絵日記。不思議な世界を常にまとわせているまんがです。旦那さんとのインド旅行まんがも大好きです。
Posted by
ねこぢるはマニアかって位集めてたけどこれが一番好きかも。中学の頃、山野一と結婚したいと真剣に思っていた笑
Posted by
これまで「猫」カテゴリにいれるのは??だけど、絵がねこぢるさんなのでw 当時からブロスは毎号みてました。亡くなってからもうはや8年。
Posted by
- 1
- 2