詩画集 クレドサラヤジ の商品レビュー
著者を知ったのは、キャンドルナイトのツイッターからだ。 「朴 慶南 生きていること、生かされていることのありがたさを、しみじみと」とあった。 なんだかすうっと入ってきて、この人誰だろう?って思いググった。 そして発見したこの本。 偶然にもサイン本だった。「この本の中のどの言葉か...
著者を知ったのは、キャンドルナイトのツイッターからだ。 「朴 慶南 生きていること、生かされていることのありがたさを、しみじみと」とあった。 なんだかすうっと入ってきて、この人誰だろう?って思いググった。 そして発見したこの本。 偶然にもサイン本だった。「この本の中のどの言葉かがあなたの心に届きますように」ととても几帳面で丁寧な文字で書かれてあった。その文字に誠実さが見てとれ、じわじわとそこですでに私の心に届いた模様だ。 「クレドサラヤジ」というのは「それでも生きていかなくちゃ」という韓国語で在日韓国人二世の著者がお母様やお婆様がよく口にする、よく聞いてきた耳慣れた言葉なのだそうだ。 人生なんてしんどいものだから、何があろうと生きていかなくちゃと思うとじんわりと生きるエネルギーが湧いてくる、そんな言葉なのだとか。 可愛く心がほっこりするイラストと温かい言葉がピッタリマッチしている。 本のサイズも何版というのかわからないけれど、手に持ちやすくなじみやすいサイズがやさしい。 「人間は多面体だ 光のあて方次第で さまざまに輝き反応する」とあった。 なんかやさしい・・・。 落ち込んでいる友達に何て声をかけていいかわからない時に、そっと手渡したい一冊だ。
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