漱石の疼痛、カントの激痛 の商品レビュー
有名人も、づつうや肩…
有名人も、づつうや肩こりに悩んでいたことが分かり、親しみを覚えました。
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古今東西の偉人たちの…
古今東西の偉人たちの持病を収集したものです。笑えます。
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本作を読んだのは2006年7月になります。 当時の私は、45歳でしたか。。。 時が流れましたね~ 著者、横田敏勝さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 横田敏勝(よこた としかつ、1931年1月30日-2005年2月14...
本作を読んだのは2006年7月になります。 当時の私は、45歳でしたか。。。 時が流れましたね~ 著者、横田敏勝さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 横田敏勝(よこた としかつ、1931年1月30日-2005年2月14日)は、日本の医学者、医師。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 芥川龍之介や樋口一葉、源頼朝を悩ませた頭痛から、ルノアールのリウマチ、ルイ14世の痔まで、古今東西の偉人たちの逸話で綴る"痛みの医学"。 ---引用終了 本作で気になった箇所は、 ---引用開始 彼は死ぬ2年前から胃を病み、胃癌とわかってからほぼ1年たったところで、「腹痛や苦しき中に明けがらす」の一句を残し、悠然と死に赴いた。 かねてより鉄舟に私淑していた落語家の三遊亭円朝が臨終の見舞いに来ると、鉄舟は一席を所望した。 自分が死ぬまでの間、集まってきた人たちが退屈するだろうから喋れというのだ。 円朝は涙をぼろぼろと流しながら語り、鉄舟は横たわらずに座禅を組んだままこと切れた。 ---引用終了 これは、山岡鉄舟の臨終の場面です。 見事な死に際です。
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頭痛、肩凝り、歯痛、痔の痛み、陣痛、痛風、腰痛、リウマチ、四肢切断、そして癌。 さまざまな痛みのメカニズムが、医学的に解説される。 説明はかなり本格的で、難しい部分も多い。 ただ、歴史的に有名な人物の病気のエピソードがふんだんに紹介され、そういう点で興味が引かれた。 例えばヘボ...
頭痛、肩凝り、歯痛、痔の痛み、陣痛、痛風、腰痛、リウマチ、四肢切断、そして癌。 さまざまな痛みのメカニズムが、医学的に解説される。 説明はかなり本格的で、難しい部分も多い。 ただ、歴史的に有名な人物の病気のエピソードがふんだんに紹介され、そういう点で興味が引かれた。 例えばヘボンが足の切断手術を施した、役者の澤村田之助、末期癌で臨終の時を迎えつつも、座禅したままだった山岡鉄舟などは、とても印象深い。 陣痛を扱った章では、ネイティブアメリカンなどの、異文化の出産方法が紹介されていて、これまた興味が引かれた。 それにしても、自分のチキンぶりにあきれてしまう。 この本に書かれたさまざまな病気やけがの痛みの描写を読み続けるのは結構つらい。 こっちが痛くなってしまう感じだった。
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