セクター7 の商品レビュー

デイヴィッド・ウィーズナー(著者)

2012/07/08

2012.7.8.sun

【経路】
図書館。素敵なファンタジーのかおりがして。

【感想】
文字は無くて、絵でストーリーが展開されるコミカルな絵本。
作者のデイヴィッド•ウィーズナーさんの雲への愛が満ち満ちている…！
「あの雲○○みたいー」って子供の頃誰しも考えたんじゃないかなって思うから、くもかたち工場のデザイナーになれたらっておもうとたのしい♪

【内容メモ】
ある日、少年は課外授業でエンパイア•ステートビルを訪れた。
展望台に上った少年のまえに現れたのは、小さな雲の子。
その後に誘われて行ったところは…

2011/10/24

字のない絵本。
その日、ニューヨークはこい霧に包まれていた。少年は霧の中で、ちいさな雲（みたいなの）と出会い、空の上、雲の世界まで連れて行ってもらう。そこは、セクター７。セクター７では、たくさんの雲たちが、雲の形について考え中。少年は魚の絵を描いて見せ（それがまた、少年が描いたというより、大人のイラストレーターが描きましたってかんじのリアルなイラスト）雲たちは、少年のイラストの魚たちの形になってみる。しかし、セクター７の管理人らに魚の形の雲は禁止され、少年と雲は離ればなれに。地上にもどってきた少年。しかし、はじめに友達になった雲はついてきていて、魚の形の大きな雲たちがニューヨークの町を彩るのだ。
空や町並み、少年や雲の表情はもちろん、セクター７の管理人たちの困り顔（それぞれいろいろ）、子どもたちの様子など、細部にわたり、細かく楽しい。

2010/09/11

ニューヨークの子ども達は、この絵本を見た後、きっとエンパイア・ステートビルを見上げるのでしょうね。
あるいはこのビルの展望台に昇ってみるかもしれません。『セクター７』が見えることを祈って。
ユニークな発想とCGのような絵柄で、ニューヨークの上空の「雲の子」と、課外授業でこのビルを訪れた少年を結び付けていきます。言葉のない、絵だけで見せる絵本ですが、漫画のコマ割りのような構成や、雲の柔らかいふわふわ感の描写が実に心地よい絵本。10年前の作品ですが、都会的な斬新さを感じさせます。

2010/06/06

文字がないこの本を、子どもたちに読み聞かせてもらってください！
大人にはないすばらしい想像力で素敵なストーリーをはなしてくれるはずです。
読み手はこども。彼や彼女がルールです。この間は、指図・文句はだめですよw
そこから、自信もつき、主体性も育っていくと思います。

自然と疑問をもつことで

「こうかな？」「こっちかな？」

と、どんどん想像力が働きます。

答えがないのってすばらしい。

どんな想像をしたって、それは正解なんです。

もしかしたら、筆者として考えたストーリーや設定があるのかもしれないけれど

表には出てきていないその「筆者の考えた設定」を

読者は想像しながら読む事で

筆者が予想もしていなかったくらい、壮大な世界が勝手に出来上がっていくのではないでしょうか。

少年が、雲の子どもとであって、雲の世界に遊びにいく、、、ような感じのお話なのですが

絵もとっても繊細でリアルに近いからこそ

アンリアルな部分の面白さが際立ちますね。

よいな～～～.: *:( *´艸`).:ﾟ+そおゆうの好き好きw

これは是非、親子で一緒に読んでほしいのですが
お子さんに、読み聞かせをしてもらってください！！！

しかも、何度も何度も、やってみても面白いと思います。

よみきかせしてもらったら、
「じゃあ今度は、パパが、ママが、読み聞かせてあげるね！」
って逆に読んであげても良いですね☆

きっとその中で、お子さんとパパママとでは違う所が出てきます。

「ここは絶対こうだよー」「いやちがうこっちだ」

ってただすのではなく（正解はないのだから！！）

「私はこう思ったけど、でもそれもいいね」

って、

・自分の意見をちゃんと言う事
・意見を言えば、ちゃんと聞くよって事（きいてあげてね！！！）

この絵本を使って、伝えてあげてください。

絵本って、ものすごーーーーーい、コミュニケーション活性化ツールなのですよ！！！！
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written by ごじゃるde142(@gojarude142)

2009/10/04

夢がある。わくわくがある。
高い高い摩天楼のそのまた上にある雲の工場“セクター７"から魚達が泳ぎ出す・・・。
個人的にはもっと無機質な描き方だったら手放しで賞賛したけれど、
それは趣味の領域の話で、雲の上の世界を妄想する人は手に取る事をオススメします。

2009/10/04

YL0 文字無し絵本。2000コールデコット賞オナー　「ある日、少年は課外授業でエンパイア・ステートビルを訪れた。展望台に上った少年の前に現れたのは、小さな雲の子。その子に誘われて行ったところは…。」　　（図書館に和書しかないので和書をリンクしています。絵を楽しむので和書でも手に取る価値ありです！）

2009/10/04

文字がない絵本。ストーリーが整然としているので、絵だけでも充分楽しめる。雲がセクター７というところで作られていて、その雲のひとつが男の子をセクター７に連れて行く。男の子が大好きなお魚の絵を＜設計＞するとお魚の雲ができあがりみんなをびっくりさせてしまう。空にお魚、このアップサイドダウンが素晴らしい。これはあくまでも僕のストーリーだ。あなたも想像力を使って是非読んでいてください。