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「あの世」の科学・「この世」の科学 の商品レビュー

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あの世やこの世はどこ…

あの世やこの世はどこから出てきたものなのか。

文庫OFF

2011/10/04

量子力学の観測効果について、CDやAIBOの開発者として有名な天外伺朗氏と物理学者の桜井邦朋氏が対談したもの。 それが、どうしてこんな怪しげなタイトルになったのか? どうもこの怪しいタイトルは「フラクタル」の概念が、実は仏教や東洋哲学の「あの世」「この世」の概念にそっくりだと...

量子力学の観測効果について、CDやAIBOの開発者として有名な天外伺朗氏と物理学者の桜井邦朋氏が対談したもの。 それが、どうしてこんな怪しげなタイトルになったのか? どうもこの怪しいタイトルは「フラクタル」の概念が、実は仏教や東洋哲学の「あの世」「この世」の概念にそっくりだということから来ているらしい。 東洋哲学でいう「この世」とは、意識を持った人間の観測によって波動関数が収縮した状態で、波動関数が収縮しない状態を「あの世」と呼んでいるのではないか。 ならば、人間は誰しもそことつながっていて不思議ではないし、そことつながる経験(いわゆる神秘体験)をした人がいても不思議ではないということらしい。 なんだか腑に落ちたような、落ちないような気持ちがする本だ。

Posted byブクログ