村上龍料理小説集 の商品レビュー
著者の作品を何年かぶ…
著者の作品を何年かぶりに読んだ。学生の時はぴんとこなかった描写もはっきり理解したうえで楽しめた。8ページの短編が32編も。お得です!!!子供は読んじゃだめだよ!読んでも分からないと思うけど。
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まだ読んだことがなか…
まだ読んだことがなかった私としては食わず嫌いだったのかなという感想。
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料理を題材にした作品…
料理を題材にした作品集。なかなか面白かったです。
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実際にあるのかないの…
実際にあるのかないのか疑わしい料理の短編集!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
だが、恐らく彼女は幸福になるだろう。 幸福とは何かを知ることだからだ。 215 村上龍 料理 堕落を救うのは教養なんだ 彼女のことが忘れられないのは、もう会わないようにしようと2人で決めたからだ。 空白がストーリーを作り、ストーリーが感傷を生む
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昭和に書かれた料理に関するエッセイ調の?短編小説集。 食べることは生々しいことであり、交わることだと感じた。それが官能的だったり逞しかったり切なかったりする。 著者のデビュー作、『限りなく透明に近いブルー』などと描写は似ていると感じる人が多いと思う(少なくとも、2000年代...
昭和に書かれた料理に関するエッセイ調の?短編小説集。 食べることは生々しいことであり、交わることだと感じた。それが官能的だったり逞しかったり切なかったりする。 著者のデビュー作、『限りなく透明に近いブルー』などと描写は似ていると感じる人が多いと思う(少なくとも、2000年代に入ってからの作品とはテーマも描き方も異なる)。その分、性的だったり差別的だったりする場面に眉をひそめる人もいるかもしれないが、それらを取り上げるからこそ書けるものを見事に書ききっている。個々で描かれているものを超えて、著者が書いている料理、食べることに唸ってしまった。 32あるエピソード、後半にいくにつれ好みのものが増えた(19、24、26、Last)。著者は魚介類好きなのか、それとも魚介類に食べることの何かを見出しているのか。色々あるけど、食べたくなった。
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おもしろかった。 が。 生臭く脂臭くて好みではない。 でも話はオモシロイ。 他に読むものがなければまた読む読むのもいいかもしれない。バカンス中、コスラエ島のハンモックにゆられつつ、シャカオでもなめながら読むとか。 実際、女がマンハッタンのチャイナタウンでみせた健啖ぶりは痛快だった...
おもしろかった。 が。 生臭く脂臭くて好みではない。 でも話はオモシロイ。 他に読むものがなければまた読む読むのもいいかもしれない。バカンス中、コスラエ島のハンモックにゆられつつ、シャカオでもなめながら読むとか。 実際、女がマンハッタンのチャイナタウンでみせた健啖ぶりは痛快だった。
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一編が10ページ程度の短い話しが32編。村上龍にしてはあっさりしてて読みやすい。どの話も男と女、料理とセックス、快楽と官能あたりのキーワードだけで構成されている。似たような話も多いので途中で飽きるかも。でも、オチになる最後の一行がどれも良い。
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非日常の世界と、現実にある料理。 口にしたことの無いものでも、ぴったりと合うな、と感じさせる描写。 最後の1行にゾクっとくること32回。
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計算され尽くしたフルコースを味わっている気分。官能的な物語が多いのは、食べるという行為自体が本能的でエロティックなものだからかもしれない。
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