幻惑密室 の商品レビュー
超能力といっても、き…
超能力といっても、きちんと定義されていているので、“実はこんな因習が”とか“館には特別な仕掛けが”という設定よりはフェアなのかもしれない。推理小説としてはともかく、男女の愛憎劇について、薀蓄を垂れながらも、実に滑稽に描いているところを評価したい。
文庫OFF
超能力ミステリ。変格。 これは西澤さんらしい。 中盤に事情聴取と仮説構築が続くと少し飽きるが、舞台設定も結末も面白い。 このシリーズも読みます。
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SF(今回は超能力だ)設定とドライな文体。登場人物の萌えキャラ神麻と、キリリとしたキャリアウーマンの能解警部。西澤ワールド展開!って感じで良いですね。気に入りました。 西澤作品は、この妙な設定(超能力)の枠組み内で展開される推理とトラップが楽しいです。 ハイヒッパーが誰かについて...
SF(今回は超能力だ)設定とドライな文体。登場人物の萌えキャラ神麻と、キリリとしたキャリアウーマンの能解警部。西澤ワールド展開!って感じで良いですね。気に入りました。 西澤作品は、この妙な設定(超能力)の枠組み内で展開される推理とトラップが楽しいです。 ハイヒッパーが誰かについては、話の前半で超能力の説明が出てきた時点でほぼ見えてくるのですが、そこが判っても「なぜこのような新年会が企画されたのか」「誰が社長を殺したのか」「なぜ奥さんが…」と、いろんな謎については解決されず、そこでグルグル振り回して貰って、パズラー西澤、堪能いたしました。 図解までしてくれて、萌えたわ-。
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チョーモンインシリーズ。長編。 またしてもジェンダー的な話が、と思ったのですがそううざったく感じなかったのは神麻さんのキャラのおかげなのかも。最初は単なる痛いキャラと思ったのに。 ミステリとしては、長編としてもってくるほどではないかな、という感じ。
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タイトル通り、密室を舞台にしたミステリー。しかし、著書は西澤保彦、タダの密室な訳がない。そう、超能力を使って作られた密室なのです。 超能力を使ったら、そもそも密室なんて状況はありえないんじゃないか? そんな気がしないでもないけれど、大丈夫(?)。超能力者問題秘密対策委員会出...
タイトル通り、密室を舞台にしたミステリー。しかし、著書は西澤保彦、タダの密室な訳がない。そう、超能力を使って作られた密室なのです。 超能力を使ったら、そもそも密室なんて状況はありえないんじゃないか? そんな気がしないでもないけれど、大丈夫(?)。超能力者問題秘密対策委員会出張相談員(見習い)、略して<チョーモンイン>なる謎の少女、神麻嗣子が登場。そこら辺の、ややこしい設定を(相変わらず、ややこしいんだコレが)、懇切丁寧に説明してくれます。 そもそも、これは超能力シリーズの第2弾だとのこと。といっても、書籍化されてるのはこれ1冊のみ。1作目と3作目もあるみたいだけど(たしか。1作目は、「メフィスト」に掲載されてるのを見た)、まだみたい。なんで、こんな順番になってるんだろう……。 ちなみに、私は著者の引っかけ(なのか?)に見事にハマってしまいました。
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変格。主人公の自問自答や時間条件がからむ設定が入り混じり、中盤においてこんがらがり、ちょっと不安になったが、ラストは上手くまとまったので、安心した。よかった、また西澤変格がちゃんと楽しめた、と。
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神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ第1巻。この作者の作品には色濃く出がちな要素が幾つかあるのだけれども、中でもSFカラーの変ミステリ要素が私は最も好き。設定を追いかけるのが大変なときもあるけど。 本シリーズは変ミステリ要素(とキャラ萌え要素……多分)を主軸にしたシリーズ。今まで各巻を...
神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ第1巻。この作者の作品には色濃く出がちな要素が幾つかあるのだけれども、中でもSFカラーの変ミステリ要素が私は最も好き。設定を追いかけるのが大変なときもあるけど。 本シリーズは変ミステリ要素(とキャラ萌え要素……多分)を主軸にしたシリーズ。今まで各巻を個別に読んできたが、シリーズを通しての小ネタもあるらしいと聞いて最初から読むことにした次第。 というわけで、私の好きなテイストのこの作品。期待通り面白かった。 シリーズ最初からの方がキャラクターの性格付けとかもわかりやすい気がする。
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面白かったよー。これぞ西澤保彦、って感じ。 氏の良いところは、ヤバい設定(略して超能力など)がきっちり定義されていて、それを踏まえてパズルを構築しているってとこですね どんなにイカれた設定でも、ちゃんと正当なパズルになってるもんなあ 途中で、もう一枚カードを隠してた的なイカサマっ...
面白かったよー。これぞ西澤保彦、って感じ。 氏の良いところは、ヤバい設定(略して超能力など)がきっちり定義されていて、それを踏まえてパズルを構築しているってとこですね どんなにイカれた設定でも、ちゃんと正当なパズルになってるもんなあ 途中で、もう一枚カードを隠してた的なイカサマってないもんね。 さてこの話、本筋はともかく、ところどころに保科クン(年上だがこう呼ばせていただく。なんとなく)の自問自答つか、苦悩(?)が描かれてたりします。 社会的な男性と女性の関係とか、結婚という名の契約についてですね。 半分目鱗で、半分激しく同意しながら読んでました
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トリックに超能力使っちゃダメだよ……とは誰もが思うだろうけれど、それが「前提」となってると全然かまわない。犯人探しに加えて、超能力者探しまでできるものね。ちょっとお得な感じ? この作品で特筆すべきは、馬鹿げた(ほめ言葉です、一応)キャラクターに馬鹿げた(これもほめてます)動機。ま...
トリックに超能力使っちゃダメだよ……とは誰もが思うだろうけれど、それが「前提」となってると全然かまわない。犯人探しに加えて、超能力者探しまでできるものね。ちょっとお得な感じ? この作品で特筆すべきは、馬鹿げた(ほめ言葉です、一応)キャラクターに馬鹿げた(これもほめてます)動機。まあさすがにこれは極端にしても、こんなあほらしい動機で事件起こしちゃうのとか、今の世の中いそうだものね。一見非現実のようで妙に現実的。
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神麻嗣子シリーズ。 家から出ることのできなくなった密室状態の中でワンマン社長が殺される。 超能力を利用したミステリー物。 超能力の定義づけはしっかりしているため、ミステリとしてもおもしろい。 神麻さんと能解警部というキャラクターで人気なのも頷ける。
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