電脳文化と漢字のゆくえ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
文字鏡研究会、「言語、認識、表現」研究会、Muleのメンバを入れてもらえれば、違う視点を提供できたかもしれない。 漢字については本場の中国に先んじて文字鏡研究会が標準化と電子辞書作りに貢献してきたし、中国の標準化委員会に対しても情報提供してきた。 そういった日本の優位な立場をもっと認識して、すでに岐路を曲がっていることを著者らが認識してもらえると嬉しかった。 国立言語研究所の外来語のカタカナ表記の読替も、機械翻訳ソフトのプログラマ達からの提案であることを知る人は少ないかもしれない。 ちいさなことの積み上げが文化を創っていくのだと思う。
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