シスター・キャリー(下) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
姉を尋ねてシカゴ行きの電車の中にいた主人公のキャリーは、ドルーエに出会う。ドルーエの過ごす中で、酒場の支配人ハーストウッドと恋に落ち、無理矢理だが駆け落ち同然にデトロイト行きの電車に乗りニューヨークへ!ハーストウッドが事業で成功したと言えない中、キャリーはブロードウェイ女優の道を進んでいく。成功したキャリー、没落して行くハーストウッド二人の物語は対象的に描かれている。物乞いまで落ちていくハーストウッドの最後は衝撃を与える。
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中年男の没落ぶりが男性読者にはいたたまれないだろうなぁ。でもキャリーもこの先どうなるか分からないよね…。所々に出てくる教訓じみたタイトルが時代がかってて奇妙に思えた。あと、「シスター」とタイトルについてるけど修道女とかアフリカ系女性とは関係ない。
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今となっては良くあるようなシンデレラストーリだが、当時はこのような女性(貞操的な観点)がハッピーエンドになるのは珍しいのでは。非常に読みやすい訳。
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