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レイモン・ラディゲ(著者),松本百合子(訳者)
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ラディゲの凄みは嫉妬である。嫉妬は特権的である。とくに男の嫉妬は甘美である。嫉妬する男は、古今東西、いい男である。ラディゲは少なくとも、いい男ではなかった。なぜならば、ラディゲの小説が『嫉妬』そのものだったから。ラディゲ自身はさほど魅力がない人間のように思える。
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