バーバ・ヤガー の商品レビュー

アーネスト・スモール(著者),こだまともこ(訳者),ブレアレント(その他)

2019/08/31

バーバ・ヤガーが、しつもんされるとひとつとしをとってしまうのがおもしろい。マルーシャは、くろいヒマワリを見つけたこととか、じぶんはいいこだってこととかをバーバ・ヤガーに言って、かしこいと思った。おれは、バーバ・ヤガーのいえに行きたくない。わがままをよく言うから、おなべに入れられちゃう。絵がきれいだった。（小2）

2018/12/22

それから、くるりとうしろを向くと、靴をきいきい　床をぎいぎいにならして、せかせかと戸棚の前にいきました。戸棚の扉には、きらりとむき出した歯がついていました。歯のあいだに、バーバヤガーがカギを差し込んでくるリとまわすと、がちンかちんと何度か歯を噛みあわせてから、扉は開きました。
戸棚のなかには、ガラスの瓶が100本くらいならんでいました。
瓶の上に、クモがせっせと巣をかけてはいまわっていました。
瓶の中には、葉っぱや草や木の根っこや茎、それからしなびた草の実が入っていました。
瓶の中の草の実をにた汁と、枯れ葉を粉にしたものをのめば、バーバヤガーは5倍も大きくなることができるのです。

2016/10/13

絵がいい！物語も面白いので読み聞かせていてワクワクした。少し長いのと字が多いけれど最後までじっと聞いていたので子どもも面白かったんだと思う。少しだけジブリを感じたのは私だけだろうか…

2014/10/26

バーバ・ヤガーは、深い深い森でニワトリの足を持つ小屋に住み、悪い子を見つけると食べてしまうという恐ろしいお婆さん。魔法の花“黒いヒマワリ”を探して、森の中を毎日ウスにのって飛び回っています。
ある日、村までカブを買いに行った女の子が、お金をなくして、森でカブを探していたところ、バーバ・ヤガーに見つかって…。
危機を脱する女の子の機転はあっぱれで、昔話の面白さが詰まったロシアの民話です。
恐ろしいはずのバーバ・ヤガーには、何度か、突っ込みを入れたくなりました。自由で憎めない、とってもチャーミングなお婆さん。独特の質感と色調をもつ画面は、エキゾチックなノスタルジーを感じさせる版画。なんとも愛らしい絵本です。

2011/04/08

ジブリの森美術館の短編映画、「パン種とタマゴ姫」に出てくる魔法使いのおばあさんのモデルになったと思われる作品。
内容はあまり意味がわかりませんが、発想はとても不思議で良かったです。

2009/10/04

☆森のずうっと奥の、村から一番遠い所には　絶対　行っちゃいけないよ。そこは、バーバ・ヤガーの森なんだから！」
　おそろしいお婆さんのバーバ・ヤガーは、鶏の足が生えた小屋で森中走り回り、悪い子を見つけてシチューに入れて食べてしまうという。
　運悪くマルーシャは森でバーバ・ヤガーに出くわしてしまいますが…

2009/10/04

ちょっぴり怖いものがたりなのですが、異国の雰囲気ただようイラストがすごく素敵なのです***
版画かな***