空っ風 の商品レビュー
次郎長一家の大政、小政と謳われた小政こと幼名冬吉。 縁あって次郎長一家に拾われその日から音五郎と名乗る。 次郎長夫妻に可愛がられ、石松兄いのように強くなりたいと ただただ力こそすべてだと信じ、親分についてきた。 幼馴染のてると添える日を密かに夢見ていた。 時代の流れに上手く乗って...
次郎長一家の大政、小政と謳われた小政こと幼名冬吉。 縁あって次郎長一家に拾われその日から音五郎と名乗る。 次郎長夫妻に可愛がられ、石松兄いのように強くなりたいと ただただ力こそすべてだと信じ、親分についてきた。 幼馴染のてると添える日を密かに夢見ていた。 時代の流れに上手く乗って行く次郎長親分にやがて違和感を 覚え始める。 次郎長に心酔していたからこそ変わって行く次郎長に 反発する音五郎。 自分は何を信じて来たのか....。 小政の一途さが切なく哀しい。
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