心理学と教育実践の間で の商品レビュー
類書なし.類書が出たとしても本書を越えるものは20年は出ないのではないかと思う.本書のタイトルは「心理学と実践の間で」と読みかえることが可能である.心理学という学問を実践に活かすためにはどのような考え方をする必要があるか,が書かれている.それも一級の心理学者によって.もちろん肩書...
類書なし.類書が出たとしても本書を越えるものは20年は出ないのではないかと思う.本書のタイトルは「心理学と実践の間で」と読みかえることが可能である.心理学という学問を実践に活かすためにはどのような考え方をする必要があるか,が書かれている.それも一級の心理学者によって.もちろん肩書きが一級なのではなくて,研究者として一級である.良書というものはすべからく,「知識」を示すものではなく,「考え方」を示すものであり,本書はまさにそういった良書である.実践(や応用)を口にする研究者であれば一度は読んでおいた方がよいとおもう.研究者でなくとも,教育や心理学に感心があれば読む価値は十二分にある(ただしちょっと難しい内容も出てくる).
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心理学と教育現場の間には深い溝というか、通じ合えないものがあると言われているし、それはそうだろうなぁと思っていたので読んでみた、けど、難しすぎてよくわからず…。[07/10/15]
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