フィドルの本 の商品レビュー
ミュージカルの『屋根の上のバイオリン弾き』は 英語の原題ではFiddler on the Roofという。 正しく直訳すれば、屋根の上のフィドル弾きとなる。 要するにフィドルって何?バイオリンじゃん。 ってな事から、興行上、フィドルではなくバイオリンもしくはヴァイオリンと...
ミュージカルの『屋根の上のバイオリン弾き』は 英語の原題ではFiddler on the Roofという。 正しく直訳すれば、屋根の上のフィドル弾きとなる。 要するにフィドルって何?バイオリンじゃん。 ってな事から、興行上、フィドルではなくバイオリンもしくはヴァイオリンとしたのだろう。諸説あります? フィドルと言えば、カントリーウエスタン、アメリカの演歌ブルーグラスで必須の楽器。 そんなバイオリンの日陰者?フィドルを本書は解説している。 本書の冒頭、ソ連/ロシア軍機による大韓航空機撃墜事件が出てくる。ソ連/ロシア軍機のSu-15TMがKAL007便ボーイング747を撃墜した事件だ。 KAL機が本来とはかなり逸脱した航路を飛行していたのも事実。 ソ連/ロシアは警告なしで平気で民間機も撃墜する。 2014年ウクライナでマレーシア機がロシア製地対空ミサイルで撃墜された。これもロシアが関与しているとされる。 フィドルから話が逸れている。 フィドルスティック で大分ずれてしまった。 続きは気が向けば。
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棒でたたくというガルドンや、縦に構えるコントラなど、フィドルの原型となる楽器の紹介に始まり、その奏法やリズム、音階まで総動員して、人と楽器、そして音が、世界中を旅した道すじを追う。 流行った階級のこと、民族差別による迫害、移民、さまざまな事柄を経て現在に至るまで、フィドルという楽...
棒でたたくというガルドンや、縦に構えるコントラなど、フィドルの原型となる楽器の紹介に始まり、その奏法やリズム、音階まで総動員して、人と楽器、そして音が、世界中を旅した道すじを追う。 流行った階級のこと、民族差別による迫害、移民、さまざまな事柄を経て現在に至るまで、フィドルという楽器が登場してきた場と、その時代ごとの世間の評価のこと、などなど、非常に内容の濃い一冊。 歴史や地理に疎い私のこと、一回通読しただけでは、イメージの沸きにくい箇所もあったけれど、この本のおかげで、フィドルの音の聴き方が、一歩深くなった。
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