完本 妖星伝(1) の商品レビュー
昭和の伝奇小説で全7巻の1〜2巻部分。すごく分厚いけどするする読めるジャンルミックス娯楽小説だった。最初の方、定期的に濡れ場シーンがあって笑っちゃった。生命あふれる地球をネガティブに捉える視点が新鮮。
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「外道皇帝」、なんともラスボス感あふれる響き。 #日本SF読者クラブ 完本文庫版全3冊。いづれも分厚くて、ネガティヴ思考で手つかずの積読状態だった。産霊山秘録を読み直したのをきっかけに、意を決して読み始めた。 松本零士版の妖星伝は読んでいたのだが、こんなに厚い本で、エロ満載...
「外道皇帝」、なんともラスボス感あふれる響き。 #日本SF読者クラブ 完本文庫版全3冊。いづれも分厚くて、ネガティヴ思考で手つかずの積読状態だった。産霊山秘録を読み直したのをきっかけに、意を決して読み始めた。 松本零士版の妖星伝は読んでいたのだが、こんなに厚い本で、エロ満載だったらどうしようと、余計な(?)心配をしていた。たしにエロ描写もあるが、心配したほどでもない。文章は読みやすく、本の暑さは気にならない(もともと全7巻)。「鬼道」は出てくるが、鬼は登場しない。少し間を空けてから2巻目に。
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鬼道衆の存在する意味とは。 外道皇帝の正体とは。 どうやら徳川家、に止まらず人類誕生、さらに生命の意味まで更新してしまう存在のよう。
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妖星伝1と2を2in1で文庫化したもの。 3巻めぐらいまでは読んでいたが殆ど覚えてない。 今読み返すとかなりSF寄り。 傍らにスマホを置いていろいろ検索しながら読んでいるのだが、「(越後)高田地震」や「帰雲城」が史実であったことを初めて知る。 こういう読み方が出来るのは幸せ。...
妖星伝1と2を2in1で文庫化したもの。 3巻めぐらいまでは読んでいたが殆ど覚えてない。 今読み返すとかなりSF寄り。 傍らにスマホを置いていろいろ検索しながら読んでいるのだが、「(越後)高田地震」や「帰雲城」が史実であったことを初めて知る。 こういう読み方が出来るのは幸せ。 女性蔑視の描写に時代を感じる。
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半村良師匠の妖星伝を手に入れて読んだのは学生の時で講談社文庫だった。 勿論6巻の人道の巻まで読み切り結末は栗山の寿命が尽きお幾が看取ることで終わりかと平易な舞台に安心していた。 後に講談社文庫を処分し単行本を揃えエッセイ集「げたばき物語」で妖星伝完結編についての一文を読み6巻の先...
半村良師匠の妖星伝を手に入れて読んだのは学生の時で講談社文庫だった。 勿論6巻の人道の巻まで読み切り結末は栗山の寿命が尽きお幾が看取ることで終わりかと平易な舞台に安心していた。 後に講談社文庫を処分し単行本を揃えエッセイ集「げたばき物語」で妖星伝完結編についての一文を読み6巻の先を模索していたことを言及していたことに驚いた。エッセイ集の対談で御本人は「俺は終わったつもり。担当が最終巻の告知を出したから構想を明かした」と相手に語っていた。 まさか18年後、小説現代で完結編が連載され、魔道の巻が発売されることになろうとは… 天文書の様な7巻を読み、各氏との対談を読み、やがて祥伝社文庫の「完本 妖星伝」全3冊を見かけたので単行本があるのに買ってしまった。 正直、女性子供にはお勧め出来ません。中学生男子から中高年の男性、達観した女性が読むべきSF伝奇小説の金字塔です。 【追記】先程大型書店で「完本 妖星伝」1〜3巻が、夢枕貘氏の推薦する作品の帯を締めて山積みされていました。師匠の作品で残っていく物があるとしたら「産霊山秘録」と「妖星伝」に「雨やどり」の3作なんでしょうね。17.4.15
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最初は歴史ファンタジーかとも思ったが、じわじわとSFの醍醐味にはまっていった。これからの展開が楽しみ。
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何回も読んでます。感銘を受ける人と拒否反応を起こす人に分かれるかもしれません。感銘を受けるとひねくれる恐れあり。要注意図書。今の日本の現状を見ながら再読していると日本民族の分析もとても鋭かったんだなとおもいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何の予備知識も無く読み始めました。 最初は普通の時代モノかと思ってましたが、 別の惑星の生命体が出てきてゲンナリ・・・ あと、女性の描かれ方があまりにも肉欲の塊過ぎる!
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邪悪の宗教の一団、鬼道衆。弾圧されつづけている日蓮宗不受不施派の僧。天下を取ろうと悪事をたくらむ田沼意次。極楽浄土といわれるポータラカ(補陀洛)という星からやってきた外道皇帝といわれる人たちが徳川が隠したと言われている黄金城を探そうとして始まる、序章。 この本を読んでいて私の実...
邪悪の宗教の一団、鬼道衆。弾圧されつづけている日蓮宗不受不施派の僧。天下を取ろうと悪事をたくらむ田沼意次。極楽浄土といわれるポータラカ(補陀洛)という星からやってきた外道皇帝といわれる人たちが徳川が隠したと言われている黄金城を探そうとして始まる、序章。 この本を読んでいて私の実生活にも不思議な事が次々と起こりました。 おそるべし半村良(笑)
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