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エリザベート の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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私は宝塚のミュージカ…

私は宝塚のミュージカル『エリザベート』を見てから、この本を読みました。「死」が、皇妃エリザベートに恋をするお話です。他の本とあわせて読むと、歴史がよく分かると思います。エリザベートの息子、皇太子ルドルフの結末がすごいです。この小説には描かれていませんが、彼女のいとこ(王様)の死や...

私は宝塚のミュージカル『エリザベート』を見てから、この本を読みました。「死」が、皇妃エリザベートに恋をするお話です。他の本とあわせて読むと、歴史がよく分かると思います。エリザベートの息子、皇太子ルドルフの結末がすごいです。この小説には描かれていませんが、彼女のいとこ(王様)の死や、娘(皇女)の死の事実を知ると、本当に「死」がエリザベートの隣に居たのではないかと感じられるようになります。

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宝塚や東宝で有名なミ…

宝塚や東宝で有名なミュージカルの小説版。他のエリザベートの小説とは全く違います。これは黄泉の帝王がエリザベートに恋をするという話なんです。切ない愛にはまること間違いなし!!

文庫OFF

宝塚版エリザベートの…

宝塚版エリザベートのノベライズ本です。舞台を想像しながら読めます。

文庫OFF

2024/02/02

ミュージカルでは書かれていなかった登場人物たちの心情も書かれていてよかった。 あの人が皇帝じゃなかったらよかったのに、、、のところが切ない。。

Posted byブクログ

2022/04/15

今年実施される予定の東宝版のミュージカルを観たいと思っていたため、予習のために読み始めました。 劇中歌以外はほとんど予備知識無しで読みました。 とても面白かったです。 個人的に大好きなお話だなと。 シシィが最終的になんだかんだで皇帝フランツを愛するのか、 ずっと見守って愛して...

今年実施される予定の東宝版のミュージカルを観たいと思っていたため、予習のために読み始めました。 劇中歌以外はほとんど予備知識無しで読みました。 とても面白かったです。 個人的に大好きなお話だなと。 シシィが最終的になんだかんだで皇帝フランツを愛するのか、 ずっと見守って愛してくれていた黄泉の帝王トート=死を愛するのか、どうなるのだろうと楽しみながら読めました。 あっという間に読み終わった感じです。 そして、目の前に舞台も広がったし、 実際の情景や表情が繊細に浮かぶようで不思議な感覚でした。 ずっとシシィに振り回される黄泉の帝王が本当に可愛らしくて……! 一途な想いが本当に可愛くて、ついトートを応援してしまいました。 民衆の想い、 フランツの想い、 ルドルフの想い、 トートの想いを受けて どんどん美しく強く、でも孤独になっていくシシィ。 切なくて、美しいストーリーだなと思いました。 魂の自由を求めるシシィは気高くてとてもかっこいい…… 私もシシィの大ファンになってしまいました。 舞台を観る前でしたがとても読みやすかったし、 各キャラクターの心情が細かく分かったのがとても良かったと思います。 舞台を観るのが本当に楽しみになりました!!(チケット取れますように…!)

Posted byブクログ

2019/09/22

帝国劇場でエリザベートを観劇した帰りに買いました。エリザベートの世界観をもっと深く知りたいと思い購入しましたが、劇中では描かれなかった登場人物たちの細かい心情が書かれていたので、わたし的にはとても満足しました。エリザベートの世界に浸りたい時に読みたいと思います。

Posted byブクログ

2018/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舞台からだけでは読み取れない背景やシーンが、翻訳・演出に携わった小池氏自身により加筆されているので、宝塚版を観劇する上でイメージを補強したいという方にはおすすめ。 「エリザベート」は割と史実に忠実なお芝居だと思っているが、バイエルンのポッセンホーフェンというところで、ヒロイン・エリザベートは少女時代を過ごした。緑深いその土地をいきいきと走り回る様子、フットワーク軽く変わり者の父との関係など、彼女の生涯を語る上でのバックグラウンドが本書では少し補足されている。 他にも、読んでよってほぉーーとなったところがいくつか。例えば結婚翌朝、早くも婚家の窮屈さに耐えきれずエリザベートが自身にナイフを向けるくだりがある。結局思いとどまるのだが、そのあとに狂言回し・ルキーニのこんな台詞が入る。「またしても閣下は、エリザベートを生きながらえさせた」ーーーー私にはエリザベート(以下シシィ)が一人で、強い意志を持って生き抜く決心をしたように見えていた。したがってこの台詞にはややひっかかりがあったのだが、実はここでも、トートとシシィの間には夢うつつでの交流があったらしい。これは舞台を観ただけでは一切わからないことだが、それも本書では描写がある。 また晩年、苦悩するルドルフを突き放したのも、台詞のやりとりだけでは解りづらいがただ冷たいだけではなく、彼女は彼女で思うところがあったようだ。親子間のすれ違いを意識すると辛かった。 トートという存在に対する解釈は諸説ある。見る人によっても違うし、ウィーン版や東宝版、各国の演出によっても趣きが異なるという。「黄泉の帝王」という設定は、宝塚が大人の事情で後付けしたものだ。トートもキャラの名前というわけではなく、ドイツ語で「死」を意味する単語である。彼は事実上、死という事象そのものの権化、擬人化だ。 トートはシシィの人生の節目や、彼女が絶望に突き落とされた時、身近に死を意識した時などに出現し、誘惑しようとする。セオリーに従って見れば、トートとシシィのやりとりは、シシィ自身の内面の葛藤と解釈するのが自然に思える。 宝塚版はこれまた事情で、トートが「生」の権化のような少女に禁断の恋をし、その愛憎によってストーキングし続けるという展開に主軸を置いた。黄泉の帝王は概念に止まらず男性という性別を与えられ(ドイツ語のTodはそもそも男性名詞だが)、人のように意思を持ち、一人の女を振り向かせるために能動的に行動する。 本書を手に取る前、レビューで「トートが情熱的だった」「恋に苦しむ姿が印象的だった」などのコメントをよく目にした。だから読めばトートとシシィ、二人の登場人物はより独立したもののように感じるのだろうかと思っていたが、意外にもむしろ逆だったように思う。 恋愛仕立てにはなっているが、「死」そのものであるトートと「生」を諦めないエリザベート、対極にあるようであり、彼らはやはりコインの裏表のような存在なのだなという思いが強くなった。不思議と自然にそう思った。 最後に。他の方が既におっしゃっているように、小説として楽しもうとすると肩透かしをくらう本書。後半やや失速してきて、先生自身の後書きからも察するように執筆がちょっとしんどかったのかなというのがなんとなく伝わってくる。歌詞がそのまま台詞になっていたり、流石にこの言い回しを面と向かって吐かないだろ……と面白かったですが。情景描写もミュージカル上の演出が入り混じっているのでト書きっぽく感じてしまう部分もあるかも。

Posted byブクログ

2014/08/30

宝塚の「エリザベート」を見て原作を読んでみた☺ この本ではミュージカルでは理解できなかった情景なども細かに書かれており、楽しんで読めました。

Posted byブクログ

2013/07/07

ミュージカル「エリザベート」のノベライズ。 舞台も見たことはないし、内容も知らなかったので、どんな話だろうと読んでみた。 小説としては?というところもあるけれど、見たことのない舞台が目にうかぶようなところもあって、楽しめました。 去年舞台やってた様で残念。舞台もみてみたいな。

Posted byブクログ

2013/02/04

ミュージカル「エリザベート」大好きです。でも活字にするとなんだかラノベを読んでいるかのよう(笑)トート様好きです。

Posted byブクログ