自由学校の子どもたち の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
1992年、和歌山県橋本市に開校した「きのくに子どもの村学園」の関係者(生徒を含む)が、その学園生活の具体的模様について叙述したもの。発刊が1998年で少々前のことではあるが、学園の実際の様子を見て取ることが出来る。個人的には、①「わらじ組」の名付け親たる卒業生の回想、②キルクハニティ・ハウス・スクール廃校の経緯、③福井県にある「かつやま子どもの村小学校」開設に伴う補助金返還を、文部省(当時)が勝山市に対して猶予したことについて、特に興味深く読ませてもらった。
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