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エンデ全集(14) の商品レビュー

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2018/10/25

自由の牢獄が大人向け宇宙比喩だとしたら、 このメルヘン集は、子ども向け宇宙比喩 「魔法の学校」 で先生が生徒に教える、魔法を使うのに必要な望む力の規則 「1、ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ 2、できると思うことは、自分のお話にあうことだけ 3、自分のお...

自由の牢獄が大人向け宇宙比喩だとしたら、 このメルヘン集は、子ども向け宇宙比喩 「魔法の学校」 で先生が生徒に教える、魔法を使うのに必要な望む力の規則 「1、ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ 2、できると思うことは、自分のお話にあうことだけ 3、自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ」 ライオンの結婚式に亀が行くお話も、信じること、自分の意志を大事にするようなお話 こども目線で描かれているから、子どもも自分と照らし合わせやすくってきっとおもしろい 最後の「満月の夜の伝説」だけは大人向けで、この宇宙を作っている神様に対する、畏敬の念を読む側もズシッと感じさせてくれるような物語 自分に嘘いつわりなく自分を生き抜いて、最後までその自分をまっとうすることこそ、ほんとうの真理にたどり着くということかも 出会った荒くれものはそこに至ろうとしてる自分よりも、最初から神様とひとつだったということに気づく これはエンデ最後に書いた小説 エンデはここにたどり着いた そして、次の学びに入っていったんだろう たぶん次の学びの表現は、文学じゃなく、違うものになったのかもしれない なんにせよ、エンデはたどり着いてるから、 こんなギリギリの私に、救いの地図をこうして残していてくれる 私も自分の全てを信じられる自分になって、次の自分の表現を生み出していく エンデはすごい こんな風に、誰かの人生の喜びを思い出させるような作品を作りたい 満月の今夜これを読んだから、私も今夜はブレイクスルーできるかもな 自分の全部を受け容れよう 自分をまっとうしよう

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2010/04/22

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