人生と経営 の商品レビュー

稲盛和夫(著者)

2020/04/02

稲盛さんの本を読むたびに、めちゃくちゃ努力している方どあり、ど直球に生きている方だなと思った。から単純に読むたびにまだまだだなと感じ、そして頑張ろうというエネルギーをもらう。

読んでいて思ったのは、京セラの理念とGCの理念はほぼ一緒であってパクリやんと思うほどだった。けど、そこに至るプロセスや自社社員→顧客→世の中の拡大や発展、調和は共感するため、この理念を愚直に体現してきた稲盛さん含む京セラがあれだけ成長しているのであるから、GCも本気で進めば進むほどまだまだ発達していくなと感じた。

あとは、両極を持ち合わせて、局面によって使い分けられる力があることは重要だなと感じた。いろんな経験をして行こうと思う。

西郷隆盛の｢志｣や｢誠｣だけでは､経営はできない｡しかし一方で､大久保利通の｢合理｣や｢論理｣だけでは､人心を掌握し､集団をまとめていうことはできない｡明治維新を成し遂げた､この二人の歴史的人物から､非常と温情､細心と大胆というように､両極端を同時に合わせなければ､新たなに物事を成し遂げることはできないのだと私は学んだ｡つまり相反する両極端の考え方を合わせ持ち､局面によって正常に使い分けれられる人格が真に優れた人格である。

2017/03/13

大変に素晴らしい本だが、一点だけおかしな部分がある。『「思いやり」があれば軍事力は必要ない』という、司馬遼太郎さんの言葉は間違っている。「思いやり」がないから、北方領土は帰って来ないのか？　「思いやり」がないから、竹島は占領されたのか？　「思いやり」がないから拉致被害者はさらわれたのか？　冗談はやめて頂きたい。考えを改め、苦しんでいる方々に謝るべきだ。

2014/01/14

才能は、世のため人のために
思いは必ずかなう
善き思いが幸運を呼ぶ

６つの精進
１誰にも負けない努力をする
２謙虚にして奢らず
３毎日の反省
４生きていることに感謝する
５善行、利他行を積む
６感性的な悩みをしない

2010/10/18

鹿児島出身の稲盛氏じゃ、経営のド素人が正しいものを追求したら、追求せざるをえなかった環境にいたら、今日の京セラになったという。しかしその根底には西郷と大久保両名の思想が流れていることを初めて知った。稲盛氏といえばアメーバーが有名であるが、そういった具体的な経営手法は一切ない。生まれ育ったバックグラウンドとそれまでの軌跡はどのような思いがあって形作られてきたかということをつづったものだ。最終的には仏教・禅の教えへと向かっていった。

2009/10/04

具体的なテクニックなどは本書にはありません。
主に人間力を磨く本です。
それが、心理だと思います。
同じ箇所を何回も読み返しています。