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空飛ぶ山岳救助隊 の商品レビュー

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2024/07/15

空からの遭難救助法の確立を目指す篠原秋彦の話。山好きとしても篠原氏の山や山好きを愛す姿勢に心打たれる。 山関連の本を探していて出会う。山の物資を運ぶヘリ会社のいち営業社員だった篠原氏が山人の事を考え、販路を伸ばし、また避難救助としても確立し、活躍する。日本の登山界に貢献した一人...

空からの遭難救助法の確立を目指す篠原秋彦の話。山好きとしても篠原氏の山や山好きを愛す姿勢に心打たれる。 山関連の本を探していて出会う。山の物資を運ぶヘリ会社のいち営業社員だった篠原氏が山人の事を考え、販路を伸ばし、また避難救助としても確立し、活躍する。日本の登山界に貢献した一人だと思う。

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2017/04/04

ヘリレスキューのパイオニア、東邦航空の篠原秋彦さんについて書かれた本。シノさんは2002年に遭難救助中に亡くなられているが、この本を読む限り、大胆かつ繊細かつ慎重のようで、なぜそのような事故が起こったのかは想像もつかない。 北アルプスの山小屋への荷揚げから始まり、ヘリでの遭難救助...

ヘリレスキューのパイオニア、東邦航空の篠原秋彦さんについて書かれた本。シノさんは2002年に遭難救助中に亡くなられているが、この本を読む限り、大胆かつ繊細かつ慎重のようで、なぜそのような事故が起こったのかは想像もつかない。 北アルプスの山小屋への荷揚げから始まり、ヘリでの遭難救助のスペシャリストとなるシノの半生と、時代背景を知ることができる。

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2016/06/30

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA37805103

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2014/01/28

「シノさん」の愛称で親しまれたヘリ救助のパイオニア篠原秋彦さんについて書かれた熱い本。 「岳」に出てくる牧さんのモデルになった人でもある。

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2013/11/10

【登山関連書】 ヘリコプターによる山岳救助の礎を築いた篠原秋彦の半生を綴った本。 大好きな山で仕事ができるという理由だけで民間航空機会社・東邦航空に入社した篠原氏。 山小屋への物資を運搬をするのが主な仕事だったが、1974年頃から県警の要請を受けて遭難救助を始める。 この頃...

【登山関連書】 ヘリコプターによる山岳救助の礎を築いた篠原秋彦の半生を綴った本。 大好きな山で仕事ができるという理由だけで民間航空機会社・東邦航空に入社した篠原氏。 山小屋への物資を運搬をするのが主な仕事だったが、1974年頃から県警の要請を受けて遭難救助を始める。 この頃、山岳救助といえば大勢で歩いて山に入り、何日もかけて捜索し、要救助者(あるいは遺体)を担いで下ろすのが当たり前だった。 篠原氏が積極的にヘリコプターで山岳救助に向かうことで、遭難者を早期に発見、生還させることができるようになった。 しかし、ヘリでの救助には航空法などの法の壁が立ちはだかることもあり、また、パイオニアであるが故の試行錯誤も繰り返し、決して順風満帆ではなかった。 それでも、「山で死に掛けている人を救う!」という強い思いで山に向かったのは、自身も登山をこよなく愛する “山ヤ” だったからだと思う。 出動回数1700回、救助した遭難者は2000人以上、ヘリコプターでの山岳救助の第一人者である篠原氏は、2002年1月、槍ヶ岳東尾根付近の救助活動中に転落事故で亡くなった。 趣味の登山で遭難する人がいて、それを命をかけて救助してくれる人がいる。 簡単な気持ちで山に入っちゃ申し訳ないって気になる。 遭難しない知識と技術をつけなきゃ。

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2011/04/02

遭難関連のドキュメントが多い羽根田氏の一冊。 東邦航空の営業マンでわが国にヘリ・レスキューを定着させたパイオニア篠原秋彦を追ったドキュメント。 厳しい中に優しさを秘める篠原の人柄が良く出た一冊。 安易な救助要請が増えているようですが、登山者には是非、一読いただきたい一冊。

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