ユダヤ解読のキーワード の商品レビュー
[そのホントのところ]誰しもが一度は聞いたことがある一方で、「金融に強い」といった印象論や、ときに陰謀論とともに語られてしまうユダヤという言葉。ユダヤ教やユダヤ人の歴史、さらにはそれを語る上で避けてはとおれないイスラエルの歩みなどを、実態に即してキーワードごとに解説した作品です。...
[そのホントのところ]誰しもが一度は聞いたことがある一方で、「金融に強い」といった印象論や、ときに陰謀論とともに語られてしまうユダヤという言葉。ユダヤ教やユダヤ人の歴史、さらにはそれを語る上で避けてはとおれないイスラエルの歩みなどを、実態に即してキーワードごとに解説した作品です。著者は、駐日イスラエル大使館に長年した経歴を持つ滝川義人。 90年代に書かれた本のため、その時代に特に注目を集めた出来事や事象が比較的多く取り上げられていますが、それでも今日において有意義な記述が多かったように感じます。歴史や宗教、外交等を考える上でどこかで射程に入ってくるテーマかとは思うので、幅広い分野に興味がある方にはぜひ、といったところでしょうか。 〜ユダヤ人は記憶の民である。記憶していくことが、後に残された者の責任である。……そして、相手がその記憶に手を加えようとする時、彼等は緊張し当惑する。〜 上記の一文は自身の体験に照らし合わせても金言だと思う☆5つ
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「ハンナのかばん」という本を読んで、もっとホロコーストについて知りたいと思い、この本を読んでみました。 ホロコースト関係の本3冊目となるが、書かれている内容はかぶっているものが多い。 ただその事実を、少し違う視点で書かれてあってとても興味深かった。 他のホロコースト関係の本も読み...
「ハンナのかばん」という本を読んで、もっとホロコーストについて知りたいと思い、この本を読んでみました。 ホロコースト関係の本3冊目となるが、書かれている内容はかぶっているものが多い。 ただその事実を、少し違う視点で書かれてあってとても興味深かった。 他のホロコースト関係の本も読みたいです。
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