バロック・パール の商品レビュー
「青の軌跡」シリーズ…
「青の軌跡」シリーズ6巻目。カイは船内の点検中に事故に遭い、目覚めた時、記憶退行を起こしていた。13歳のカイ『イシス』は、わがままで頑固で自分勝手。似ていないようで、似ているカイとイシス。三四郎の考えは、カイのためなのか、イシスのためなのか・・・?。少しせつないお話でした。
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カイの言ってることも。 三四郎の言ってることも。 わかるようでわからない。 でも多分、私はどっちかっていうと、カイよりの人間なんだろうなー……と、思う。 カイほど強くもないけど。 カイには幸せになってほしいから、頑張ってカイっ!! そして、初めて三四郎がカイの立場になってものを考えたのには、個人的にびっくりした。 それだけはしない、って何度も何度も、話の中で繰り返されてたから。 でも、それを受け入れてあげようとしないある意味傲慢な三四郎の強さは、その人によって受け取り方は違うんだろうな……とは、思ってる。 それにしても、時々何度か読み返さないとわからないくらい、この話は難しい……(爆)
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