わたしの出会った子どもたち の商品レビュー
1000冊ある部屋の本の中でもベストにはいる、大好きな一冊です。 本質的に大切なことが書かれていると思います。
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灰谷さんの自伝的な小説。 こどもたちの作文、感想文や手紙がとてもいい。おならという題材を違う学年の子たちが3連続で書いてきたあたりが最高で買ってしまった。 明るい話ばかりではないが、大らかさなんかは忘れちゃいかんなと。
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「灰谷健次郎 著」 というだけで買った一冊です。 関西弁で綴られる、子供たちの素直な言葉。そして、そこには子供ながらの思いや葛藤も痛いくらいに表現されています。現代から昭和初期にタイムスリップでもしたかのような印象を与えてくれました。 子供たちは、大人が考えているよりずっと周りを...
「灰谷健次郎 著」 というだけで買った一冊です。 関西弁で綴られる、子供たちの素直な言葉。そして、そこには子供ながらの思いや葛藤も痛いくらいに表現されています。現代から昭和初期にタイムスリップでもしたかのような印象を与えてくれました。 子供たちは、大人が考えているよりずっと周りを見ています。しっかり考えています。友達を見て、友達と生活を共にして、恐ろしいくらいどんどんと成長していってます。子供の感受性を見くびって、知った顔をしているのは大人の方なんだろうな~。
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小学校低学年の自分なんてもう思い出せないけど、自分もこんな子供だったと思いたい・・という子供が沢山。灰谷健次郎も教師として素晴らしいけど、子供ってこんなに素敵なんだなー。でも、これってふた昔ほど前でこの時代だからこそなんじゃない?とも思ってしまう。今もこんな子供たちいるのかな?な...
小学校低学年の自分なんてもう思い出せないけど、自分もこんな子供だったと思いたい・・という子供が沢山。灰谷健次郎も教師として素晴らしいけど、子供ってこんなに素敵なんだなー。でも、これってふた昔ほど前でこの時代だからこそなんじゃない?とも思ってしまう。今もこんな子供たちいるのかな?なんとなく都会にはスレた子ばかりの気がしてしまう。などと大人が判断してはいけないんですよね・・。
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文体が古かったりなまりやこどものあどけない言葉をそのまま使っているので、読みにくい部分もありますが、ありのままを伝えたい、大事にしたいという著者の気持ちが伝わってきて、それがよさでもあると思います。 そういったことで、前半は読み進めるのに私は時間がかかりましたが、後半は「教育に対...
文体が古かったりなまりやこどものあどけない言葉をそのまま使っているので、読みにくい部分もありますが、ありのままを伝えたい、大事にしたいという著者の気持ちが伝わってきて、それがよさでもあると思います。 そういったことで、前半は読み進めるのに私は時間がかかりましたが、後半は「教育に対する思い・考え」について、また、それが形成される過程が描かれているのでスムーズに読むことができました。 いずれにしても子どもの、神髄をつく鋭さ、深いところのやさしさ、などが描かれていて究極の世界といった感じもしますが、実は自分のすぐ隣にも存在している世界であり、研ぎ澄まさなければいけない視点であると、受けとめながら読み進めました。 灰谷さんのとてもやさしくて、まじめで、実直な、そして自虐的な人柄が色濃くあらわれています。「灰谷健次郎」という人物がどうやってできあがってきたか、それがありのままに描かれている自伝的書でもあります。
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本書を読むと「生きるとはどういうことか」について、真剣に考えざるを得なくなる。自分の中の汚い感情、ずるい感情と真正面から向き合わざるを得なくなる。 だから、余計なことを考えずに楽しく暮らしたいのであれば、本書を手に取らない方が良い。 楽しく暮らすことだけに価値があるのではなく...
本書を読むと「生きるとはどういうことか」について、真剣に考えざるを得なくなる。自分の中の汚い感情、ずるい感情と真正面から向き合わざるを得なくなる。 だから、余計なことを考えずに楽しく暮らしたいのであれば、本書を手に取らない方が良い。 楽しく暮らすことだけに価値があるのではなく、自分や周りの人たちの人生を思う存分味わって生き抜くことに価値を感じる人には、是非読んでほしい。
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こどもたちの姿、気持ち等、伝わってきます。 なかでも「チューインガム一つ」は、何度読んでも心につきささります。 「チューインガム一つ」 せんせい おこらんとって せんせい おこらんとってね わたし ものすごいわるいことした わたし おみせやさんの チューインガム とってん...
こどもたちの姿、気持ち等、伝わってきます。 なかでも「チューインガム一つ」は、何度読んでも心につきささります。 「チューインガム一つ」 せんせい おこらんとって せんせい おこらんとってね わたし ものすごいわるいことした わたし おみせやさんの チューインガム とってん 1年生の子 と ふたりで チューインガム とってしもてん… つづく この先の展開は、ぜひ機会があれば読んでみてください。
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高校生で『太陽の子』を読んで、灰谷さんの作品を知った。そして、それからむさぼるように灰谷さんの本を読んだ。 幸運にも高校3年生の修学旅行が沖縄で、しかもたまたま選んだ離島が渡嘉敷島で、ある夕方、浜辺で灰谷さんを囲んで話をする機会に恵まれた。本当にすばらしいひとときだった。あまりの...
高校生で『太陽の子』を読んで、灰谷さんの作品を知った。そして、それからむさぼるように灰谷さんの本を読んだ。 幸運にも高校3年生の修学旅行が沖縄で、しかもたまたま選んだ離島が渡嘉敷島で、ある夕方、浜辺で灰谷さんを囲んで話をする機会に恵まれた。本当にすばらしいひとときだった。あまりの出来事に、そして時間が経ってしまったこともあり、その内容は残念ながらはっきりとは覚えていないが、こんなに感動を与えてくれたご本人と会って、話をする機会に恵まれるなど、本当に幸せで、本当にうれしかった。
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灰谷先生は、感受性が・・私のような若い経験もない人間が言えることではないですけど・・・子供たちをあったかい目で見られていますもっとも先生自身が若い頃の経験を元に感じられた事ですから・・実は私にはよくわかんないです。でも優しさを層感じるのかってことを学んだような気がしていますこの本...
灰谷先生は、感受性が・・私のような若い経験もない人間が言えることではないですけど・・・子供たちをあったかい目で見られていますもっとも先生自身が若い頃の経験を元に感じられた事ですから・・実は私にはよくわかんないです。でも優しさを層感じるのかってことを学んだような気がしていますこの本は新たな発見でした。
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灰川さんが、いままで出会った子供達のことを、感動を交えて語っている。さらに灰川さん自信の子供時代のことも描かれていて、新鮮だった。一気に読めて良い。
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